💬インタビューレポート
保護者
一般市民。4歳と1歳の子どもを持つ保護者として、紙のみ・デジタルのみ・併用のどれになるか、学習や健康面への影響に関心がある。
💬主な意見
🎤すべての会話ログ
こんにちは。本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることやご経験を伺いたいです。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?
一般市民として関心がある
ありがとうございます。一般市民として関心をお持ちなのですね。 この法案について、いまの時点で「自分の生活に影響がありそうだ」と感じる場面はありますか?
今は無いが、四歳と一歳の子供たちに影響がある
なるほど、今は直接ではないけれど、これからお子さんたちが学校に上がる段階で影響が出てきそうなのですね。 お子さんたちに影響があると感じるのは、どんな点ですか?
紙の教科書のままなのか、タブレットのような教科書だけになるのか、併用して使うようになるのか保護者の立場として関心がある
保護者の立場として、紙のままなのか・デジタルだけになるのか・併用なのかが気になるのですね。 「タブレットのような教科書だけになる」ケースを想像したとき、特に気になっている点は何ですか?
記憶の観点からは紙のほうが記憶しやすいと聞いたことがあるので、科目や授業内容によってフレキシブルに使い分けられるような制度が望ましいと思う。 また、影響のない範囲で紙の教科書を減らせるのであれば、とても望ましいと思う。
使い分けられる制度が望ましい、というお考えなのですね。記憶の定着の話も踏まえて、紙を減らすメリットも感じていらっしゃるのが伝わってきました。 「科目や授業内容によって使い分け」とおっしゃいましたが、特に紙を残した方がよさそうだと感じるのは、どんな科目ですか?
国語と算数です
国語と算数は紙を残した方がよさそう、という感覚なのですね。 国語について、紙の方がよいと感じるのはどんな学習場面ですか?
正直なんとなくですが、読書のような体験として紙を使ったり、今後様々な本を読むことに対する抵抗感を少しでも減らせるのならやる意味はあるかなと思う
「体験として紙で読むこと」や、「今後いろいろな本を読む抵抗感を減らす」ことを重視されているのですね。 その観点で、学校の国語がデジタル中心になった場合に、どんな“抵抗感”が子どもに出てきそうだと感じますか?
文字を読むことは目が疲れることだと認識したり、わかった気になってなかなか記憶できない様な体験になると、本当に本が必要になった時に抵抗感が生まれる恐れはあると思う
目が疲れる体験や、「わかった気になるけれど記憶に残らない」体験が積み重なると、本そのものに抵抗感が出てしまうかもしれない、というご懸念なのですね。 その「目が疲れる」という点について、特に心配しているのはどんな使い方になった場合ですか?
スマホやタブレットのように、バックライトのある画面で長時間文字を読んでいると、紙媒体よりも目が疲れやすいと思います
バックライトのある画面で長時間読むと、紙より目が疲れやすいのでは、というご心配なのですね。 その場合、学校で「デジタル教科書を使う時間」はどのくらいまでなら許容できそうだと感じますか?
授業時間の半分程度でしょうか
授業時間の半分程度、という感覚なのですね。 その「半分程度」を超えて使うようになった場合、保護者として特に心配が大きくなるのはどんな影響ですか?
エビデンスは不明ですが、視力の低下と目の疲れによる集中力の低下です
視力の低下や、目の疲れから集中力が落ちることが心配なのですね。エビデンスが不明でも、日々の学習に直結するところなので気になりやすい点だと思います。 その「集中力の低下」について、授業中だとどんな様子が増えそうだとイメージしていますか?
見てはいるけど頭に入ってないとか、寝ちゃったりとか、遊びだすとか
「画面は見ているけど頭に入っていない」「眠くなる」「別のことをしてしまう」といった状態が増えるイメージなのですね。 そうした様子が増えると感じるのは、特にどんな授業の進め方の場合ですか?
一方的に受け取るだけの授業だと起こりやすいと思うので、参加型で手を動かしたりディスカッションしたり、教え合ったりするかたちなら軽減できそう
参加型で手を動かしたり、話し合ったりする授業なら軽減できそう、という見立てなのですね。 その場合、デジタル教科書が正式化されるにあたって、学校側に用意してほしい「最低限のルール」や「基準」はありますか?
何をするにしても、実施したあとの評価とフィードバックは絶対に必要だと思う
実施後の評価とフィードバックを必須にしてほしい、というのはとても重要なポイントですね。 その「評価」について、学校や自治体が何を指標にしてチェックするのがよいと思いますか?
学力テストの点数、子ども自身の満足度、先生の疲労感や効率化できたと感じる割合。
学力(テスト)、子どもの満足度、先生側の疲労感や効率の実感まで含めて評価すべき、ということですね。かなりバランスの良い見方だと思います。 ここで伺いたいのですが、デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?
名前は聞いたことがある程度
ありがとうございます。名前は聞いたことがある程度、ということですね。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?
場面によって使い分けが良い
使い分けが良い、という感覚なのですね。 デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?
学習面(理解・集中・記憶など)
理解・集中・記憶といった学習面がいちばん気になるのですね。 その中でも、特に影響が出そうだと感じるのは「理解」「集中」「記憶」のどれですか?
記憶
記憶への影響が特に気になるのですね。 「記憶が弱まりそう」と感じるのは、どんな学習の場面ですか?
先に述べた通り
ありがとうございます。ここまでのお話だと、国語(読む体験)や算数などでは紙を残しつつ、授業の受け身化や長時間の画面注視が続くと「わかった気になるけど定着しない」ことが心配、という理解です。 学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?
授業設計の難しさ
授業設計が難しくなりそう、という見立てなのですね。 その「難しさ」が特に大きく出るのは、どんな授業の形(例:講義型/演習型/グループ学習など)だと思いますか?
講義型
講義型の授業だと、デジタル中心になったときに難しさが出やすい、ということですね。 最後に1点だけ伺わせてください。デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたらそれは何ですか?
改めて、ちゃんと実施したあとの評価をしてどう受け止めどうしていくのかを報告してほしい
ありがとうございます。実施後にきちんと評価して、その結果を受け止めたうえで今後どうしていくのかを、社会に向けて報告してほしい——というご要望なのですね。 ここまでで主要な論点は一通り伺えましたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。
お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。事実関係やニュアンスの違いがないか、ご確認ください。