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💬インタビューレポート

保護者

当事者

学校に通う子どもを持つ保護者。学校では紙の教科書を中心に、QRコードからタブレットで動画などの補足教材を使う状況を見聞きしている。

回答日2026.4.6 11:15
インタビュー分量42 分 / 1399 文字

💬主な意見

動画・AI解説は家庭学習の助けになる

数学など親が教えにくい内容も、動画やAI解説があれば子どもが一人で復習しやすくなると思う。

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デジタル化で先生の役割と交流が薄れる不安

個別学習が進むと先生が不要になり、人間関係のコミュニケーションが不足するのではと心配している。

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段階移行と教員支援(研修・専門人材)が必要

学習意欲の差もあり急な移行は難しい。教員の得手不得手を踏まえ、巡回する専門人材や校内育成・オンライン支援がよい。

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🎤すべての会話ログ

本日は、「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることや経験をうかがいたいです。率直なお話で大丈夫です。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

子どもが学校に通っている(保護者)

保護者の立場として関わってくるのですね。 お子さんの学校では、現時点でデジタル教科書(紙の教科書と同じ内容を端末で見るもの)を使っていますか?

紙の教科書にQRコードがついていて、タブレットで補足しています。

なるほど、紙が基本にあって、QRコードからタブレットで補足する形なのですね。 その「タブレットで補足する」使い方は、どんな場面で使うことが多いですか?

内容を掘り下げたり、動画で学んだりしていると思います。

掘り下げ学習や動画での理解に使っている感じなのですね。 そういった補足(動画など)を使ったとき、お子さんの理解のしかたは変わった印象がありますか?

理解しやすいと思います。 例えば、数学の問題で、教科書の問題に対して、その問題の解説を動画でしてくれれば、分からないところが一人で復習できると考えます。

動画で解説があると、一人でも復習しやすくなりそうだという感覚なのですね。 今のお話でいう「一人で復習できる」ことは、ご家庭にとってどんな点で助かりそうですか?

中学生、高校生になると、難易度が上がり、親が教える事の出来ない問題があると考えます。その際には、AI解説や、動画解説があったらより分かりやすくなると考えます。 その際、親と一緒に勉強して、親が子供からAIの使い方を学べば、日本人全体の底上げができるのではないかと考えています。

親が教えきれない難度になっていく中で、動画やAIの解説があると家庭学習の支えになりそう、ということですね。加えて、親子で使い方を共有できれば学びが家庭にも広がるという期待も感じました。 デジタル教科書(や端末学習)が「正式な教科書」扱いになっていくとしたら、保護者としてはどんな点がいちばん不安になりそうですか?

学習が一人で出来るようになれば、先生が不要になります。

「デジタルで一人で学べるようになると、先生の存在が薄くなるのでは」という不安があるのですね。 その不安は、学校の中で先生が担っている役割のうち、どの部分が弱まるイメージに近いですか?

人間関係のコミニケーションが不足するのではないかと考えています。

人間関係のコミュニケーションが薄くなるのでは、という点が気になっているのですね。 デジタル教科書が正式に広がったとき、どんな場面でコミュニケーション不足が起きやすいと思いますか?

個々での学習で完結するので、学校では、個々以外の団体生活の面を重視したらよいのではないかと思います。

個々の学習はデジタルで進みやすくなる分、学校は団体生活や集団での学びを重視した方がいい、というお考えなのですね。 その「学校で重視したい団体生活の面」は、具体的にはどんな活動や学びをイメージしていますか?

部活動です。 しかし、少子化の問題で、スポーツをする人数がいなくて、好きなスポーツが制限される問題があります。 例えば、サッカーをしたいけど、サッカー部の人数が5人しかいない。他の学校と合同チームになるのですが、学校間が離れており、移動の問題があります。 クラブチームにした場合は、その競技を指導する人材がいるかの問題があります。 部活動は、勉強と同等に学ぶべき科目だと思っています。 自動運転の車があれば、一つ問題が解決します。 もしくは、部活に入っている親に送迎を頼み、親に送迎代を支給して送迎頼む(タクシー代より安い金額でお願い出来ると考えています。) 指導者には、スポーツ以外の面の指導が必要になるので、まずは、先生の中から、そのスポーツを子供たちに、教えてあげたいという先生を募り、しっかり給料を手当てとして支払った方がよいと思います。 資金は、教育国際を発行してもよいのではないかと思います。

部活動を“学校で学ぶべき大事な場”として捉えていて、少子化で成立しにくくなっている現状も強く感じていらっしゃるのですね。 デジタル教科書を正式な教科書として認める法案に話を戻すと、学校での学びがデジタル化していく中で、授業の中でも「人と関わる学び」を残すために、どんなルールや運用があるとよいと思いますか?

人と関わる事を授業の単位として、指導要綱に入れる。

授業の単位として「人と関わること」を指導要綱に位置づける、というアイデアなのですね。 その「人と関わる事」を単位として扱う場合、どんな能力や態度を身につけることを想定していますか?

チームでの活動。その活動は、何かの役に立つという事を教える。 授業の5教科では、実際の社会で使う機会があまりないと考えます。 なので、子供達は、何のためにという目的がないまま勉強をしていると考えます。 例えば、メロンを育てて、収穫したメロンは、老人ホームの方と一緒に食べる。美術で、園児の為に物語や絵を考えて、紙芝居にして発表するなど。

チームで何かを作り、誰かの役に立つ実感まで含めて学ぶ、というイメージなのですね。教科学習が「目的不明になりやすい」という問題意識も伝わってきました。 その考え方でいくと、デジタル教科書が正式化して授業が効率化した分、学校の時間は今お話しいただいたような活動に振り向けやすくなると思いますか?

すぐには以降しないと考えます。 子供達の学習意欲にばらつきがある為、現場の、先生方の意見を聞きながら、進めた方がよいと考えます。

一気に移行するのではなく、子どもの意欲の差も踏まえて、現場の先生の意見を聞きながら段階的に進めるべき、ということですね。 その「先生方の意見を聞きながら進める」に関連してうかがいたいのですが、デジタル教科書を正式に扱うようになったとき、学校現場で運用面のハードルになりそうなのは何だと思いますか?

教員の負担/研修

教員の負担や研修がボトルネックになりそう、という見立てなのですね。 その「負担/研修」で、特に負担が大きくなりそうだと思うのはどんな部分ですか?

先生の中でも、デジタルに強い弱いがあると考えます。 広域で専門のデジタル人材を入れてもよいのかなと思います。

先生の中でデジタルの得意・不得意の差があって、そこが負担につながりそうということですね。広域で専門人材を入れる案も、とても現実的に感じます。 その「専門のデジタル人材」を入れるとしたら、学校現場ではどんな役割を担ってもらうのがよいと思いますか?

定期的な学校巡回と、先生方のフォローを行ってもらいます。

定期巡回で先生方をフォローする役割が合いそう、ということですね。 そのフォローの中でも、特に優先して支えてほしいのはどんな場面ですか?

まずは、操作方法だと思います。

操作方法の支援がまず優先、ということですね。 その「操作方法」の支援は、どのタイミングで受けられる形がいちばん現場に合うと思いますか?

最初に学校全体で説明を行い、その学校のデジタルに強い先生にしっかり教えて、デジタルに強い先生を増やしていく方法がよいと思います。 後、不安な先生には、ズームなどで、授業をフォローしてあげるとよいと思います。

学校全体への最初の説明に加えて、校内でデジタルに強い先生を増やしつつ、必要に応じてオンラインでもフォローする、という形が現実的ということですね。 ここまでのお話を踏まえて伺います。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

名前は聞いたことがある程度

ありがとうございます。今は「紙+QRで補足」は体感としてある一方で、“デジタル教科書そのもの”は名前を聞いた程度、という状況なのですね。 では次に、紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

紙の方が学びやすい

紙の方が学びやすいという感覚なのですね。 そう感じるのは、学習の中でもどんな場面(読む・書く・覚える・復習する等)で強く出ますか?

他国で、デジタルから紙に戻しているという情報を少し聞いたことがあります。 私が学ぶ場合は、紙(現物)を主体にして、補足をネットで調べるという形をとっているので、その方が学びやすいのかなと思っています。

紙を主体にして、補足をネットで調べる方がご自身には学びやすい、という実感があるのですね。他国で“紙に戻した”という話も耳にしていて、慎重な気持ちもありそうだと感じました。 デジタルより紙が学びやすいと感じるのは、紙だとどんな点が助かるからですか?

インタビューを終了する

承知しました。ここまでお話しいただきありがとうございます。 これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

本日はお話しいただき、ありがとうございました。以下、伺った内容の要約レポート案です。ご確認ください。