💬インタビューレポート
一般市民
一般市民として関心を持つ立場。郵便局の利用は「相手に指定される場合」が中心で、この10年ほど指定される機会が減った実感がある。
💬主な意見
公平な競争には透明な収支公開が大事
“国の助成があるなら妥当な範囲か見えることが重要。民間並みに、郵便と荷物を分けた収支報告など情報公開を進め、非効率なら値上げよりサービス水準見直しを優先したい。
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こんにちは。本日は「郵便料金の上限設定を上限認可制に移行し、信書便事業者の料金規制も見直す法律」について、感じていることを伺います。 この法案に、あなたはどういう立場で関わっていますか?
一般市民として関心がある
ありがとうございます。では、この法案について、現時点でどの程度ご存じですか?
ほとんど知らない
ありがとうございます。ごく簡単に言うとこの法案は、「手紙(25g以下の定形郵便)の料金の上限を、今の“省令で決める方式”から、日本郵便が申請して総務大臣が認可する方式に変える」ことで、料金改定の手続きを機動的にする、という内容です。 この法案について、全体としてどのように評価していますか。
どちらともいえない
承知しました。「どちらともいえない」という感覚なのですね。 現時点で、どのあたりが判断しづらいと感じていますか?
そもそも郵便局が必要なのか。民間業者が扱えるものを増やした方がいいのではと思う
問題意識として「そもそも郵便局(日本郵便)を公共サービスとして維持する必要があるのか」というところが大きいのですね。 その点について、あなたの生活の中で「これは郵便局(日本郵便)でないと困る」と感じる場面はありますか?
郵便局が必要な場面は、郵便局を指定してくる相手、または郵便小為替を指定してくる相手ガイル場合以外、自分が自主的に郵便局を必要とする場面はほぼない
具体的な場面までありがとうございます。「相手から指定されるから使う」という形が中心なのですね。 その“郵便局を指定してくる相手”は、どんな相手(例:役所、会社、学校、個人など)が多いですか?
昔は公的機関、学校とか役所とかがあった気がしますが、今は指定されることは少ない気がする
なるほど、以前は公的機関などで指定があったけれど、最近はそうした指定自体が減っている実感なのですね。 最近「指定が減った」と感じるようになったのは、どのくらい前からですか?
少なくとも10年くらい前からかな、と思う
ありがとうございます。少なくともこの10年くらいで、「郵便局を指定される場面」が目に見えて減ってきた感覚なのですね。 では、この法案のように“郵便料金(手紙)の上限を、日本郵便の申請→国の認可で動かしやすくする”方向性について、あなたの感覚としては「そもそも郵便自体を縮小していく流れに合っている」と感じますか?それとも「まだ維持すべきものがある」と感じますか?
あっている気がします、民間の競争原理に少し組み込まれれば、淘汰される流れかなと思います
受け止めました。「郵便は縮小の流れにあっていて、競争原理に入れば淘汰も進むのでは」という見立てなのですね。 その場合、あなたが「これは最低限、淘汰されずに残ってほしい」と感じる郵便サービスの範囲はありますか?
例えば震災や戦争など、電気が止まるなどしたときの対応。今便利なスマホ携帯が使えない場面に動くことを期待します。淘汰されず残ってほしい郵便サービスは思い付かない。もしあれば教えてほしい
ご指摘の「スマホや通信が使えない非常時にどうするか」という観点は、とても重要だと感じました。一方で、平時に残しておきたい郵便サービスは今は特に思い付かない、ということですね。 では確認ですが、非常時対応を重視するとしても、郵便(手紙の配達)より「安否確認や行政連絡などの別の仕組み(例:避難所での掲示・無線・自治体の連絡網など)」で代替できれば、郵便は縮小してよいと思いますか?
そう思います
ありがとうございます。非常時の連絡は別の仕組みで代替できるなら、郵便は縮小してよい、というお考えなのですね。 今回の法案で、あなたが特に気になっている点はどれですか?
民間の信書便事業者との公平な競争が保たれるか
ありがとうございます。競争の公平性がいちばん気になっているのですね。 あなたがイメージしている「公平な競争が保たれている状態」って、どんな状態ですか?
国からの助成金などが民間と比較して妥当な範囲であること、そのためには運営も透明性も民間と比較して遜色ないこと
なるほど、「公的な助成や優遇があるなら妥当な範囲で」「その前提として運営や透明性が民間と比べて遜色ないこと」という意味での公平性を重視されているのですね。 いま挙げてくださった中で、特に「これは最低限見える化してほしい」と感じる運営情報は、どんなものですか?
民間(株式会社など)は収支報告書など公表していると思いますが、それと同様の情報公開をすること
ありがとうございます。収支の見える化、つまり民間企業が出しているのに近い形での情報公開が最低限必要、ということですね。 その「収支報告書など」と同様の情報公開として、日本郵便に特に分けて出してほしい収支の単位はどれに近いですか?
郵便と荷物を分けた両方
ありがとうございます。「郵便」と「荷物」を分けて、両方の収支を見える形にしてほしい、ということですね。 最後に、この制度を設計する人に、何か一つ伝えるとしたらそれは何ですか?
透明化、見えるかたちにすればするほど、前に進み改善が進み良い方向に進むとともいます。それをスピード感もって実行すれば郵便局で働く人含めて苦しい時間が減ると思いますので、スピード感持ってやってほしい
ありがとうございます。透明化を徹底して、しかもスピード感を持って進めてほしいというメッセージなのですね。働く方々の「苦しい時間」を長引かせない、という視点も含まれていると理解しました。 この「透明化」を進めた結果として、もし日本郵便側の非効率が想定より大きかった場合、あなたとしては郵便料金の値上げよりも、サービス水準の見直し(例:毎日配達の見直し等)を優先する考えに近いですか?
はい
ありがとうございます。透明化の結果、非効率が大きいなら「値上げ」よりも「サービス水準の見直し」を優先したい、ということですね。 ここまでで一通り伺えましたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。
お時間をいただき、ありがとうございました。ここまでの内容をもとにレポート案をまとめました。内容にズレがないかご確認ください。
