💬インタビューレポート
一般市民
自分の個人データがどのように利用されるかを気にする一般の立場として、法改正の実効性や透明性(本人が確認できる仕組み)に関心がある。
💬主な意見
個人情報の利用者を本人が確認できる仕組み
“誰が個人情報を業務利用したかを市民が障壁なく確認できる公表・アクセス履歴の仕組みがほしい。原則全て対象で、支障があれば時差公開し5年以内に開示。マイナカードを鍵にする。
🎤すべての会話ログ
本日は、「個人情報保護法を改正し、AI開発向けデータ利活用の促進・こども保護の強化・課徴金制度の新設を行う法案」について、感じていることや懸念点を伺えればと思います。率直なお話を歓迎します。 この法案にどういう立場で関わっていますか。
自分の個人データがどう使われか気になる一般の立場
ありがとうございます。ご自身のデータがどう扱われるかという観点で見ていらっしゃるのですね。 今回の個人情報保護法の改正について、現時点でどの程度ご存知ですか。
聞いたことはある
ありがとうございます。 今回の法改正について、全体としてどのように評価していますか。
どちらかといえば良い
ありがとうございます。 今回の法改正で、あなたが特に気になっている点はどれですか。
情報漏洩発生しても本人通知しなくて良い場合は?
ありがとうございます。漏えいが起きたのに「本人に通知しなくてよいケースが広がるのでは」という点が気になっているのですね。 その点が気になるのは、どんな場面を想像したときですか。
気になる主要点ではないが気になる点であり、情報漏洩により実際不利益の範囲、深さのあっても実際不利益を被っても原因認知が出来なかったり対応出来ないことの発生が避けきれない、発生頻度予測も出来ないと考えられる。気になる主要点は法の実効性。
おっしゃる通りで、通知が減ると「被害が起きても気づけず、対処のタイミングを逃す」不安が残りますし、頻度も読みにくいところが気持ち悪さにつながりますよね。 ここで伺いたいのですが、あなたが言う「法の実効性」で、いちばん気になっているのはどのあたりですか。
法は作ったが抜け穴だらけであったり、法執行の実務機関の実行がされない、しない事も考えられる(リソース不足やリソースがあっても内外障壁で動かない)。市民生活の中でこの様なケースは多々溢れている。
なるほど、「ルールはできても、抜け穴や運用リソース不足で実際には守られない/取り締まられないのでは」という不安なのですね。日常の実感として“制度があっても動かない”場面を見てこられた感覚も大きそうです。 この法案について、制度を設計する人に伝えるとしたら、どんな形で“実効性”を担保してほしいですか。
全てを網羅する事は出来ないであろうから、何を外さず効果を上げるか明確にして進めた方が現実的と思う。例えば極一部にしか掛からない罰則の解像度ばかり高いが防止する仕組みの解像度が低いとかは残念。建て前より実。
おっしゃる通りで、「全部は無理なら、外さないポイントを絞って、実際に効く形にするべき」ということですね。罰則(違反後の対応)だけ精緻でも、予防側の設計が粗いと“建て前”になってしまう、という問題意識もよく分かります。 ここで1点だけ伺いたいのですが、この法案の中で「防止する仕組み」の解像度をもっと上げてほしいと思うのは、具体的にどの部分ですか。
誰が個人情報を利用したかフリーアクセスで義務教育レベルで一般市民が障壁なく確認できる公表の仕組み。その他、クレジットスコアといった信用度(瞬間評価ではなか継続的評価)の仕組み確立しアクセス管理、公表などあると良いのでは。少なくとも業務利用する団体、個人。
ありがとうございます。「誰が自分の個人情報を利用したか」を一般の人が障壁なく確認できる“見える化”の仕組みが必要、というご提案ですね。アクセス管理や継続的な信用度(スコア)的な考え方も含めて、事後の罰よりも予防と透明性で効かせたい、という方向性だと理解しました。 ここをもう少し具体化したくて伺いますが、「誰が利用したかを確認できる仕組み」は、どんな形で見られるのが現実的だと思いますか。
自分のクレジットスコアに自身が確認できる様にマイナンバー(マイナカード)を鍵にしてアクセス者を確認できる仕組み
ありがとうございます。マイナンバー(マイナカード)を“鍵”にして、本人がいつでもアクセス履歴を確認できる形が現実的、というイメージですね。 では、その仕組みで本人が確認できる「アクセス者」の範囲は、どこまでが適切だと思いますか。
基本的には全て
ありがとうございます。「原則として全て見えるべき」というお考えなのですね。 一方で、たとえば捜査機関の照会や不正対策の監視のように、事前に本人へ見える化すると支障が出る種類のアクセスもあり得ると思います。そうしたケースがあるとしても、あなたの考えでは「基本的には全て」をどう貫くのがよいと思いますか。
時差公開にしたら良い。長くても5年以内公開
ありがとうございます。事前に見えると支障が出るアクセスがあるとしても「時差公開」にして、長くても5年以内には本人が確認できるようにする、という設計ですね。 ここで1点だけ伺いたいのですが、「5年以内」という期間は、どんな基準や感覚からその長さが適切だと思われましたか。
人の活動時間(寿命、健康寿命、活動時間)。実態として経済、健康などあらゆる環境が5年も経つと大きく変化している。
ありがとうございます。生活や健康、仕事、経済状況などが大きく変わりうる時間軸として「5年」が一つの区切りになる、という感覚なのですね。 ここまで伺った「本人がアクセス履歴を確認できる仕組み」を、この法案の中で優先的に実現するとしたら、最初の対象はどの分野(例:行政、医療、金融、民間の広告など)が現実的だと思いますか。
例示の全てが現実的
ありがとうございます。行政・医療・金融・民間広告まで、最初から横断的に対象にするのが現実的、というお考えなのですね。 ここまで一通り重要な論点(実効性、通知、見える化の仕組み)を伺えたので、いったん内容を整理してレポート形式でまとめたいです。要約フェーズに進めてもよろしいですか。
お時間をいただき、ありがとうございました。ここまでのお話をレポート案として整理しました。内容に誤りや抜けがないか、ご確認ください。