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💬インタビューレポート

介護経験者

当事者

約1年前まで義父を介護していた経験を持つ。在宅でのデイサービス・訪問看護から有料老人ホームへの移行を経験し、介護と家族の仕事の両立の課題に直面。現在は専業主婦で、その過程での費用負担や現場職員の対応に関する知見を有する。

回答日2026.6.4 11:49
インタビュー分量43 分 / 744 文字

💬主な意見

介護度とお金で受けられるサービスに制限がある

相談窓口はたくさんあるが、介護度とお金の問題で、すべての人が等しくサービスを受けられるわけではない。この現実的な制約が、法案で解決すべき課題だと感じている。

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現場職員の安定性と声の重視が必要

ケアマネジャーや訪問看護師が短期間で入れ替わることが多く、信頼関係ができた頃に担当が変わってしまう。利用者だけでなく、現場で働く人たちの声を制度設計に反映させることが大切。

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地域全体で支え合う仕組みが土台に必要

家族や相談窓口だけでなく、隣近所のような地域で支える方法があれば良い。そのためには日頃からの地域交流が重要で、これが介護支援の大切な基盤になると思う。

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🎤すべての会話ログ

いらっしゃいませ。本日は、人口が減る地域でも福祉サービスを届け続けるための法案についてお話しいただきたいと思います。 この法案にはいくつかの見直しが含まれていますが、その中で、あなたが特に関心のあるテーマはどれですか?

小規模自治体の相談体制

ありがとうございます。小規模自治体の相談体制についてのご関心、よく分かりました。 次に、あなたの立場についてお聞かせいただきたいのですが、以下のうち最も近いものはどれでしょうか?

家族や周囲に介護サービスや関連する制度を使っている人がいる

そうですね、ありがとうございます。身近な方が介護サービスや関連する制度をご利用されているのですね。 差し支えない範囲で結構ですが、具体的にはどのような状況でしょうか?例えば、ご家族の方ですか、それとも周囲の方でしょうか?また、どのようなサービスや制度をご利用されていますか?

1年前に他界しましたが義父を介護していました。最初は在宅でデイサービス、訪問看護、訪問看護。その後新設された有料老人ホームでお世話になりました

そうですか。義父さんを約1年前まで介護されていたのですね。在宅でのサービスから有料老人ホームへの移行という、実際の経験をお持ちなのですね。 その経験を踏まえて、小規模自治体の相談体制について、どのような点が気になりますか?例えば、当時相談や手続きで困ったことがあれば、そうした点も含めてお聞かせください。

費用負担

費用負担ですね。義父さんの介護経験を通じて、費用面でのご心配があったのですね。ありがとうございます。

わかりました

では、あなたや義父さんの介護経験を踏まえて、小規模自治体の相談体制の見直しが実施されると、あなたや身近な人の生活や仕事にどんな影響がありそうだとお考えですか? 具体的には、現在のような状況に置かれている方々にとって、相談窓口が充実することでプラスになると考えられることはありますか?それとも、懸念されることはありますか?

私は専業主婦なので病院や施設から呼び出されてもすぐ対応出来ましたが、子どもの用事で行けないときは主人が仕事を抜けて対応しました。義父のお世話をお願いしている立場から、結局はすぐに対応出来る態勢でいないといけなかったので私は仕事をするという選択はできませんでした。

そうなのですね。ご自分が専業主婦であったからこそ、病院や施設からの呼び出しにすぐ対応できたけれど、その一方で、ご主人にも負担がかかっていたということですね。つまり、介護と仕事の両立という課題があったわけです。 そうした経験からすると、小規模自治体の相談体制が充実して、相談窓口が一本化されたり、情報が得やすくなったりするということは、あなたのような立場の方にとってどのような意味がありそうですか?例えば、手続きや相談がスムーズになれば、時間的な負担が減るということですか?それとも、別の側面での影響を考えていらっしゃいますか?

その家庭だけでなくて隣近所のような地域で支える方法があれば良いのかなと少し思いました。そのためには日頃からの地域の交流がないといけませんが

ああ、そこですね。相談窓口の充実だけでなく、地域全体で支え合う仕組みが大切だというお考えなのですね。義父さんの介護を通じて、家族だけでなく、地域の人間関係があれば、もっと違った形でのサポートが得られたかもしれない、そうお感じになったということですね。

相談窓口はたくさんありますが、どんなサービスも介護度とお金の問題で、全員が等しく受けられるものではない気がしました

そうですね。相談窓口がたくさんあっても、結局は介護度とお金という現実的な制約があって、すべての人が同じようにサービスを受けられるわけではないということですね。ご経験の中で、そうした限界を感じられたのですね。 では、この法案による小規模自治体の相談体制の見直しを通じて、こうした課題をより良いものにするために、気を付けるべきことはありますか?例えば、相談窓口の充実だけでなく、費用負担やアクセスの公平性という視点から、どんなことが必要だと思われますか?

ケアマネジャー、訪問看護師さんなど現場にいる人が短期間で入れ替わる事が多くて名前を覚えた頃にまた新しい担当の方、という事があるので、利用者もそうですが現場の声も重視された方が良いのかなと思います。

なるほど。義父さんのお世話を通じて、ケアマネジャーや訪問看護師さんの頻繁な交代を経験されたのですね。信頼関係ができた頃に担当が変わってしまう、それは利用者さんにとっても現場の方にとってもストレスが大きいということですね。 そうした状況が生まれている背景には、人員不足や処遇面での課題があるのだと思いますが、あなたのご経験からすると、その現場の方たちの声や課題が、この法案の改正にどの程度反映されるべきだと思われますか?例えば、ケアマネジャーの資格更新制の廃止という改正も含まれていますが、そうした改正が現場の定着につながると思われますか?

資格更新制度がどのようなものか存じ上げませんが、廃止はしない方が良いと思います。 例えば定期的な勉強会の参加で知識のアップデート、また所属する医療機関の院長とか、働きぶりを見知る事が出来る人が更新するかしないか判断する程度にはした方が良いと思います。今でも人によって提案能力に差があります

ご指摘ありがとうございます。資格更新制度のご懸念、よく分かります。 実は、法案の内容について少し補足させていただきたいのですが、ケアマネジャーの資格更新制が廃止されるということは、5年ごとの「更新」という手続きがなくなるというものです。ただし、代わりに定期的な研修の受講がルール化される予定です。 あなたがおっしゃった「定期的な勉強会の参加で知識をアップデートする」という考え方は、法案の方向性とも似ているのですが、ご懸念は、研修だけでは足りず、実際に働きぶりを見ている人による評価や判断が必要ではないかということですね。 そこで改めてお聞かせいただきたいのですが、義父さんのケアを見ていた中で、ケアマネジャーの方の「提案能力に差がある」というのは、具体的にはどのような場面で感じられましたか?

介護している知人同士で話した時に思いました。

そうですね。介護している知人同士での会話の中で、ケアマネジャーの対応や提案に差を感じられたということなのですね。

ケアマネジャーさんも何人も利用者さんを抱えていますし、トラブルの対応もありますからね。 やんわりとこういうのがあると耳にしましたが、とケアマネジャーさんに伝えたらすぐに資料用意して対応下さいました

そういった経験があったのですね。ケアマネジャーさんも多くの利用者さんを抱えていて忙しい中でも、あなたの提案や気づきに対して、すぐに資料を用意して対応してくれた、そうした丁寧な対応をしてくれる方もいるということですね。 つまり、ケアマネジャーの質には差があるけれど、同時に利用者さんからの働きかけや要望に応じて改善する柔軟性を持つ方もいるということですね。 これまでのお話をまとめますと、小規模自治体の相談体制の充実を望まれながらも、相談窓口以前の課題として、①費用と介護度による制約、②現場職員の頻繁な交代による信頼関係の断絶、③ケアマネジャーの質にばらつきがある、という3つの課題を感じられているということですね。 そうした中で、相談体制の一本化だけでなく、地域全体で支え合う仕組みや、現場職員の声を反映した制度設計が必要ではないか、というお考えだと理解しています。 ここまでのお話で、小規模自治体の相談体制についてはかなり掘り下げることができました。ところで、今回の法改正には他にも関心がおありですか?例えば、身寄りのない高齢者への支援制度や、有料老人ホームの登録制度なども含まれていますが、これらについても何かお聞きになりたいことはありますか?

スキップ

ありがとうございます。本日は、小規模自治体の相談体制についてお深いお話をいただきました。義父さんの介護経験を踏まえ、相談窓口の充実だけでなく、費用負担の課題、現場職員の安定性、ケアマネジャーの質のばらつき、そして何より地域全体で支え合う仕組みの重要性についてご指摘いただきました。 これまでのお話をもとに、レポートを作成させていただきます。

ご協力ありがとうございました。いただいたご意見をまとめたレポートをご確認ください。内容に修正や追加のご希望がございましたら、お知らせください。