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💬インタビューレポート

小学生の親

期待当事者

4月から娘が小学校に入学する保護者として、学校での学び方(デジタル教科書・学習端末の活用)が家庭と子どもの学習に直結する立場。

回答日2026.3.31 21:13
インタビュー分量60 分 / 873 文字

💬主な意見

教育の質の底上げと個別最適化に期待

教え方の上手い先生の内容をコンテンツ化して皆が見られれば、先生の質のバラつきが減り、個々のレベルに合わせて学習速度も調整できる。

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護送船団方式より個々の進度を優先

一番分からない子に合わせて全体が進む方式は誤り。理解度の差が出るのは想定内で、遅れている子のフォローもコンテンツで対応できる。

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学習ログ活用は歓迎、ただし報酬要素は制限

個人情報は流出しなければ問題ないし、企業のログ活用も質の高い教育につながるなら良い。一方でご褒美ゲームは学習時間の1/10に制限したい。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、率直なお考えや実感を伺えればと思います。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

その他

ありがとうございます。「その他」とのことですが、この法案はご自身のどんな立場(例:学習経験、仕事、地域活動など)に関わってくると感じていますか?

娘が4月から小学校に入学するから

それはちょうどタイミングが重なりますね。入学に向けて準備される中で、デジタル教科書が「正式な教科書」になると聞いて、まず最初に頭に浮かんだのはどんなことでしたか?

大賛成。むしろ遅すぎる

前向きに捉えていらっしゃるのですね。「遅すぎる」と感じたのは、どんな出来事や情報がきっかけでしたか?

今の情報技術の環境下を勘案して

なるほど、今の情報技術の環境に学校制度が追いついていない感覚があるのですね。では、その「情報技術の環境下」という点で、デジタル教科書が正式化されることで特に良くなると思うのは、どんな部分ですか?

先生にの質によるバラツキを排除して、満遍なく全員が質の高い教育を受けられる。 また個々のレベルに応じて学習スピードを調整できるから

期待されているポイントがとても明確ですね。特に「先生の質によるばらつきを減らせる」という点について伺いたいのですが、デジタル教科書が正式化されることで、授業のどの部分のばらつきが小さくなると感じていますか?

だから先生の質ですよ。 日本一教えかたの上手い、学習能力を上げた実績のある先生をコンテンツ化しつ皆んなが見れるとバラツキが少なくなる

おっしゃりたい方向性、よく分かりました。いまイメージされている「日本一教え方の上手い先生をコンテンツ化して、みんなが見られる」形は、デジタル教科書の中に具体的にどんなコンテンツが入っている状態を想定していますか?

会話が噛み合っていませんね。 書いた通りです

失礼しました。こちらの受け取りがずれていました。 いまの「日本一教え方の上手い先生をコンテンツ化して、みんなが見られる」というイメージは、学校の授業の中ではどんな使われ方(先生が授業で流す/子どもが家で見る等)を想定されていますか?

学校で流しても家で見でもどちらでも良い。 ただし家で見るにしても学校には行くべき。学習以外の人とのコミュニケーションを学ぶ必要があるから

整理すると、学習面はデジタルで質を底上げしつつ、学校はコミュニケーションを学ぶ場として重要、というお考えなのですね。 その前提で伺いますが、デジタル教科書を「学校で流す」場合、学級の中で起きやすいと思うデメリットはどんなものがありますか?

想定されるデメリットは解決可能なものが多いと思う。メリットの方がはるかに多い。護送船団方式は誤り

デメリットよりメリットを重く見ていらっしゃるのですね。 いま出てきた「護送船団方式は誤り」という点について伺いたいのですが、学校での学びにおける「護送船団方式」とは、具体的にどんな状態を指していますか?

一番分からない生徒に合わせ進める方式。体力の無い銀行に合わせて法制度を作ることからの例え

ありがとうございます。いまのご説明だと、デジタル教科書で個々の理解度に合わせて進められることで、授業が「遅い子に合わせて全体が止まる」状態を減らせる、という発想なのですね。 その場合、学級の中で理解度の差が大きくなっていくことについては、どのように捉えていますか?

問題無いと思う。 逆に想定されるもんだあ

理解度の差が広がること自体は問題ではない、というお考えなのですね。 では、その状況でもクラスとして成り立たせるうえで、遅れている子へのフォローは誰が担うのが現実的だと思いますか?

遅れている子のフォローも出来るコンテンツを作ればよい。

なるほど、フォロー自体もコンテンツ化してしまえばいい、という考え方ですね。 その「遅れている子のフォローもできるコンテンツ」は、どんな機能や内容が入っているものを想定されていますか?

例えば、間違えた問題があったら複数の解説を与える、また長期記憶に有効な頻度で復習させる。

具体的なイメージがかなりはっきりしていますね。複数解説や、間隔反復(復習の頻度を最適化するような仕組み)を想定されているのだと理解しました。 そのうえで伺いたいのですが、そうした機能がデジタル教科書に入るとき、学習ログ(どこで間違えたか、どれだけ復習したか等)を収集して活用することになります。この「学習ログの扱い」については、どんなルールや配慮が必要だと思いますか?

個人情報として流出しなければ問題ない。

ありがとうございます。流出さえ防げれば基本的には問題ない、というお考えなのですね。 その「流出しなければ」という条件について、学習ログは誰までが見られる状態なら安心できますか?

誰が見ても個人的には問題ないと思う。 風潮的に個人情報にナーバスになり過ぎているが、個人情報を売買するのはその情報を活用して広告を打つ業者だけ。 個人情報が漏れると、知人友人、ストーカーに全てが知られると誤認している人が多すぎる印象

お考え、よく分かりました。個人情報について過度に恐れるより、実害(広告目的の利用など)を現実的に捉えるべき、という感覚なのですね。 では確認ですが、学習ログが民間企業に渡って、広告やマーケティングに使われることについては、どう感じますか?

逆に民間企業が先行してるし学習ログを持っている。 それが質の高い教育に繋がるならハッピーだ。

なるほど、学習ログの活用自体は、教育の質が上がるなら歓迎というお考えなのですね。 では伺いますが、学習ログが活用されるとして「これは教育目的を超えていて嫌だな」と感じる使われ方はありますか?

問題に正解したらゲームが出来るなどのご褒美を入れるなどはあるので、一定のルールは必要

懸念点が具体的で分かりやすいです。学習を“ご褒美のゲーム”で釣る方向に寄りすぎるのは避けたい、という感覚なのですね。 その「一定のルール」ですが、どういう内容を禁止(または制限)するのがよいと思いますか?

ご褒美は否定しない。 それを遊べるのは学習時間の10分の1に制限。

方針が明確ですね。学習を主にしつつ、報酬要素は「時間比率」で抑えるのがよい、という考えだと理解しました。 その「学習時間の10分の1」という制限は、誰がどのように守らせる(設定・監督する)のが現実的だと思いますか?

コンテンツで制限

ありがとうございます。コンテンツ側で仕組みとして制限する、ということですね。 その場合、その制限を「誰が決める」のがよいと思いますか?(国の基準/自治体・学校/出版社・事業者 など)

最初は自治体、学校単位で。 数年で何が良いか結果ぎ出る

ありがとうございます。最初は自治体・学校単位で試行しつつ、数年で効果検証して良い形に寄せていく、という発想なのですね。 では次に伺いますが、デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

ほとんど知らない

ありがとうございます。では、紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

学びやすさより、デジタルに慣れる必要性を感じる

なるほど、学びやすさそのものより「デジタルに慣れること」が大事、という優先順位なのですね。 その「デジタルに慣れる必要性」は、学校生活の中では具体的にどんな力として身につけてほしいイメージですか?

学校生活を終えた後も、必ず必要なスキルだから

おっしゃる通り、将来にわたって必要になるスキルという見立てなのですね。 では伺いますが、デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

特に気になる点はない

ありがとうございます。ここまで伺った内容だと、懸念は比較的小さく、メリットの方を強く見ていらっしゃる印象です。 次に、学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

技術的にはすぐに可能。 個人情報とかルール面で色々言う人が一定数いるから、なかなか進まないのが懸念点。 チームみらいに期待しています

ありがとうございます。進まない要因として「個人情報やルール面でいろいろ言う人が一定数いて、合意形成が難しくなる」ことを懸念されているのですね。 では最後に伺います。 デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたらそれは何ですか?

スピード

ありがとうございます。「スピード」を最重視されているのですね。 ここまででインタビューの主要な論点は一通り伺えましたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。内容にズレがないかご確認ください。