みらい議会みらい議会

💬インタビューレポート

中学生の保護者

期待当事者

中学生の子どもを持つ保護者。子どものSNS利用や、無限スクロールへの対応を家庭で見守っている。

回答日2026.9.8 14:11
インタビュー分量23 分 / 1087 文字

💬主な意見

端末の年齢情報でSNS機能を分けてほしい

“国が制限を設けるなら、スマホに登録された年齢情報を使い、年齢ごとに利用できるSNSを解禁する仕組みがあるとよいと考える。

インタビューの前後を読む

多様な意見と批判への回答を求める

“ルール作りでは様々な意見を集約し、批判が出た際には回答してほしい。小さな意見を無視しないことを重視している。

インタビューの前後を読む

技術的制限とモラル教育の両方が必要

“子どもは保護者の機能制限をかいくぐることがあるため、規制だけでなく、設定変更や課金も含めたモラル・マナーを学ぶ教育が必要だと考える。

インタビューの前後を読む

🎤すべての会話ログ

ご協力ありがとうございます。これから「こどもとインターネットのルールを見直す方向性(中間整理報告書)」について、子どものSNS規制を中心にお話を伺います。 あなたはどの立場に一番近いですか?

保護者

ありがとうございます。主に念頭に置いているお子さんの学年を教えてください。

中学生

ありがとうございます。SNSやネットで、「これは子どもに有害だ」と実際に感じたものはありますか?近いものを選んでください。

おすすめ表示で偏った情報や刺激的な動画が止まらなくなる(無限スクロール)

おすすめ表示によって見続けてしまうことを心配されているのですね。それは何歳くらいから許容できると思いますか?小学生・中学生・高校生で違いますか?

今現在無限スクロール状態で過ごしています。自分の子供はわりと気にかけている方なので、自分でやめて宿題をしたりしていますが、小学生は難しいかなと思います。

お子さんは自分で切り替えられている一方で、小学生では同じように調整するのは難しいという見方ですね。 一定の年齢未満の子どもはSNSアカウントを持てない、という法律を作ることについて、どう思いますか?

どちらかといえば賛成

どのような点から、年齢による制限があったほうがよいと感じますか?

SNSがどの範囲なのかにもよりますが、うちはX、インスタ、telikkutokk、フェイスブックなどの主なものはアカウントを持たせていません。YouTubeは見ていいねを押すのとチャンネル登録などの観点からアカウントを作りましたが、まだコメントなどは解禁していません。それでもショート動画はどうしても無限に流れてくるし、X等もウェブで見られる場合もあります。自分のアカウントが持てないなどは、親が制限できればいいと思います。

アカウントの作成を保護者が管理できる形を望まれているのですね。アカウントを持てない年齢を設けるとしたら、何歳未満が妥当だと思いますか?

12歳未満でしょうか。小学生以下は無しだと思います。

12歳未満、つまり小学生以下はアカウントを持たない形がよいというお考えですね。その年齢を目安にする背景を教えてください。

自分の子供に関してですが、子育てをしていて、中学生からは理解が進んだと思っています。小学校高学年も大丈夫だと感じました。

お子さんの成長を見ながら、小学校高学年から理解が進み、中学生になるとより自分で判断しやすくなると感じていらっしゃるのですね。 「何が子どもに有害か」の線引きは、これからガイドラインなどで決められていきます。誰がどう決めるのが一番納得できますか?

保護者や子ども・若者も参加する場で決める

保護者や子ども・若者の実感も含めて決める場がよい、ということですね。そう考える理由を教えてください。

今現在、SNSは子供も大人も使える範囲が自由であることから、それぞれのSNS企業が決めることは難しいですし、成人間近の子供は関係ないとしても今の小学生が途中から制限を受けるのは現実的ではないと思うからです。

SNS事業者だけに委ねず、利用する子どもや保護者の意見を反映しながら、既に使っている子どもにも配慮した移行の仕方が必要だとお考えなのですね。 決める話し合いや基準は、どこまで公開されていれば信頼できますか?

全て公開が良いと思います。逆にお伺いしますが、公開しない部分というのはどういうところですか?なぜ公開しない選択肢があるのでしょうか?

公開しない場合があるのは、たとえば年齢確認の不正利用を防ぐために、具体的な検知基準や技術上の仕組みを細かく明かさない場合です。また、企業の営業秘密や、個人が特定されうる情報も非公開・一部非公開になりえます。一方で、誰が参加し、どんな基準で決め、どのような意見が出たかは公開することが、信頼につながる重要な部分だと考えられます。

なるほど。逆にハッカーや知恵のついた子供の抜け穴をさらさないということですね。であれば、子供達や国民が納得できる議論自体は公開にしてほしいです。

議論の透明性は確保しつつ、不正利用につながる技術的な詳細は守る、という線引きが望ましいのですね。 年齢確認の方法には、生年月日を自分で入力するだけのものから、身分証やスマホのOSで確認するものまであります。方法によって、確認の確実さと、手間や提供する情報の量が変わります。本人確認を伴う確認まで必要だと思う場面はありますか。必要ないと思う場合は、その選択肢を選んでください。

その他(自由記述)

差し支えなければ、本人確認を伴う年齢確認が必要だと思う場面を教えてください。

今のiPhoneは使う人の年齢を登録しているので、子供のスマホでは使えない機能もあります。国で制限を設けるのであれば、スマホ事態に何歳からどのSNSが解禁されるというシステムにできればいいなと思います。

端末の年齢情報を活用し、年齢に応じてSNSの機能を使えるようにする仕組みがよいというお考えですね。 では、年齢を確認する方法として、受け入れられると思うものを選んでください。複数選べます。

スマホや携帯会社の情報で確認

「スマホや携帯会社の情報で確認」が受け入れられる方法なのですね。 子どもが使うSNSやサービスに、会社が用意すべき安全対策で一番重要なものはどれだと思いますか?

年齢に応じて使える機能を変える

年齢に応じて利用できる機能を変えることを重視されているのですね。 お子さんとの関係を考えたとき、保護者が利用状況を確認できる範囲として、どこまでが妥当だと思いますか?

どれも見るべきでない

お子さんの自立やプライバシーを尊重し、保護者が利用内容を監視する形にはしないほうがよい、というお考えですね。 最後に、このルール作りをする人に一つ伝えるとしたら、それはなんですか?

様々な意見を集約してほしいし、批判が出たら回答してほしい。小さな意見を無視することだけは避けてほしい。

多様な意見を丁寧に扱い、寄せられた批判や懸念にも説明を返す、開かれたルール作りを求めていらっしゃるのですね。 ほかに、このテーマについて伝えておきたいことはありますか?

子供は賢いです。親よりもスマホやSNSの扱いを覚えるのが早いです。親がどんなに機能を制限していてもかいくぐってきます。本当はそれはSNSの使い方云々よりも、人としてのモラルやマナーの観点から学ぶべき内容なのかもしれません。勝手にフィルターを解除したり、親のスマホを使って課金したりするのは、賢いからかいくぐられるという問題以前に、人としてのモラルの欠如です。鼬ごっこをする前に教育することも必要です。

お子さんは技術的な制限を越える方法を早く身につけうるため、規制や機能だけで解決しようとせず、他者への配慮や課金・設定変更に関する責任といったモラル・マナーを学ぶ教育も必要だ、ということですね。 貴重なお話をありがとうございました。これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。ここまでのお話をもとに、レポート案をまとめました。