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💬インタビューレポート

一般市民

懸念

一般市民として関心を持ち、法案の運用面や法的要件の曖昧性について具体的な懸念を述べている。

回答日2026.7.17 19:06
インタビュー分量14 分 / 413 文字

💬主な意見

処罰対象の曖昧性が刑法として問題

『多くの人がとても不快に感じる』という要件が曖昧で、刑法としては罪刑法定主義に反する可能性がある。事故と故意が区別されないため、一般市民は『何がセーフで何がアウトか』事前に予測できない。

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意図要件を法文に明記すべき

殺人罪でも殺意が重要であるように、事故と故意を区別することで不安が軽減される。違法性判断の段階で意図を考慮する設計であれば、その仕組みを法文に明確に記載してほしい。

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一部の感情を理由とした刑罰追加への懸念

国旗を大切に思う人の感情は理解できるが、一部の人の気持ちを重視して刑法を追加するべきではない。除夜の鐘が嫌がる声でなくなってしまった例のように、多くの人が大切にしてきたものが失われる危険性がある。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日は、国旗を壊したりした人を罰する法案についてのご意見をお聞きするインタビューです。よろしくお願いします。 まず最初に、この法案のなかで、あなたが特に関係がある、または意見を伝えたいテーマはどれに近いですか?

処罰対象となる行為

ありがとうございます。処罰対象となる行為についてのご関心ですね。 では次に、この法案についてあなたはどんな立場・関わり方に近いですか?

一般市民として関心がある

かしこまりました。一般市民としてのご関心で、処罰対象となる行為について意見をお持ちということですね。 では、この法案について現時点でどの程度ご存知ですか?

聞いたことはある

ありがとうございます。簡単に法案の内容を説明させていただくと、この法案は多くの人がとても不快に感じるやり方で、人前で国旗(日の丸)を壊したり汚したりした人を罰する法律です。罰は2年以下の懲役または20万円以下の罰金が予定されています。 そのうえで、お伺いしたいのですが、この法案全体としてどのように評価していますか?

どちらかといえば良くない

そうですか。どちらかといえば良くないというお考えなのですね。そのように評価される主な理由は何ですか?具体的に教えていただけますか?

事故を対象外にしないことが明記されていない。 例えば国旗を振っている人にぶつかって国旗が破損した場合でライブ撮影されており多くのひとが不快に思ったら罰する対象になると受け取れる記載に読めます。反社会の人たちが悪用しそうです。

そうですね、非常に重要な指摘です。つまり、事故で国旗が破損した場合でも、"著しく不快・嫌悪を催させる方法で""公然と"という条件に合致してしまえば処罰対象になる可能性があるということですね。そして、それが反社会的な人たちによる悪用の手段になりうるということへの懸念ですね。 そうした事故のようなケースが処罰対象にならないように、法文がより明確になるべきだと考えられるのですか?それとも、そもそも事故のようなケースまで罰するのは適切ではないと考えられますか?

法文がより明確になるべきだと考えます。多くの人がとても不快に感じるが曖昧な定義です。刑法としては問題だと思います。

なるほど。つまり、「多くの人がとても不快に感じる」という要件の曖昧性が、刑法としての罪刑法定主義に反する可能性があるということですね。一般の国民が事前に「これはセーフ、これはアウト」と予測できないと、処罰される行為の範囲が不明確になってしまう。そのため、法文をもっと具体的に書くべきだということですね。 実際のところ、どのような表現や例があれば、法文がより明確になると思われますか?例えば、「意図的に」という要件を入れるとか、具体的な行為を列挙するとか、何か思い当たることはありますか?

取り締まりたい対象を明確化した方が、やらない人としては安心です。また、意図の有無は条件に入れて欲しいです。殺人でも殺意の有無が重要だったりします。

ご指摘ありがとうございます。お考えの通り、殺人罪でも「殺意」が要件として重要であるように、この法案でも行為者の意図の有無が区別されるべきだということですね。事故と故意を区別することで、一般市民として「意図せずやってしまったら罰せられるのではないか」という不安が軽減されると。 補足になりますが、実は法案の国会審議では提出者たちが「この法律は行為者の目的や意図を問わない」と繰り返し説明しており、目的要件を意図的に入れなかったとのことです。その代わり、違法性を判断する段階で、意図的な行為か事故かなどの事情を考慮することで対応するという設計になっています。 この点を踏まえて、改めてお聞きしたいのですが——意図要件がなく、代わりに個別の事案ごとに「社会通念上相当か」を判断する方式だとすると、あなたの懸念(事故が罰されるのではないか)は解消されますか、それとも不十分だと考えられますか?

違法性を判断する段階で、意図的な行為か事故かなどの事情を考慮することで対応するという設計になっています。ならば明記して欲しいです。

その通りです。つまり、現在の法文では、その判断方法が明記されていないため、事故のような場合がどう扱われるのか不明確に見えるということですね。違法性阻却の仕組みが存在するのに、法文に明記されていないために、一般市民としては不安が残る。もし法律の本文や附則、あるいは附帯決議などに「意図的でない行為は処罰しない」「社会通念上相当なものは違法性が阻却される」といった文言が明確に記載されていれば、安心できるということですね。

はい。

ありがとうございます。その点が法案の重要な改善点として示唆されたということですね。では視点を変えて、この法案を実際に運用するうえで、他にハードルがあると思いますか?また、影響を受ける側のさまざまなケース(例えば、芸術家、デモ参加者、スポーツファン、メディアなど)が十分に考慮されていると思いますか?

わからない

わかりました。では、最後にお伺いしたいのですが、この制度を設計する人に、何か一つ伝えるとしたらそれは何ですか?

一部の人の気持ちを重視して刑法を追加しないで欲しい。除夜の鐘も嫌な人と好きな人がいて嫌がる声でなくなってしまった

非常に重要なご指摘ですね。つまり、国旗を大切に思う人の感情を保護することは理解できるが、一部の人の感情を理由に刑罰を設けることには慎重であるべきだということですね。除夜の鐘の例は、多くの人が長年大切にしてきた文化的慣行であっても、一部の人の不快感で失われてしまう危険性を示唆しています。 それが実現したら——つまり、もし法案が修正されて「意図的でない行為は処罰しない」という文言が明記され、かつ「一部の感情ではなく、広く社会全体に共有される重大な害がある場合のみ刑罰を設ける」というような基準が示されたとしたら、この法案に対する評価は変わると思いますか?

本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。国旗の損壊等の処罰に関する法律案について、法文の曖昧性と意図要件の重要性についてのご指摘をいただきました。これから作成したレポート案を確認いただき、修正や追加のご希望があればお聞かせください。