💬インタビューレポート
50代利用者
50代。子どものSNS利用に関して、広告、誤情報、性的・暴力的な情報、誹謗中傷への対策について意見を述べた。
💬主な意見
🎤すべての会話ログ
ご協力ありがとうございます。これから「こどもとインターネットのルールを見直す方向性(中間整理報告書)」について、子どものSNS規制を中心にお話を伺います。 あなたはどの立場に一番近いですか?
その他
ありがとうございます。あなたの年代を教えてください。
50代
ありがとうございます。SNSやネットで、「これは子どもに有害だ」と実際に感じたものはありますか?近いものを選んでください。
過激・暴力的な動画や画像
過激・暴力的な内容を問題だと感じていらっしゃるのですね。それは何歳くらいから許容できると思いますか?小学生・中学生・高校生で違いますか?
成人
ありがとうございます。年齢にかかわらず未成年には慎重であるべき、というお考えですね。 なお、この中間整理報告書は、一定年齢未満のSNS利用を一律に禁止する案を提案しているわけではなく、是非を引き続き議論するとしています。そのうえで、一定の年齢未満の子どもはSNSアカウントを持てない、という法律を作ることについて、どう思いますか?
どちらかといえば反対
承知しました。一律の年齢制限を設けない場合、今のままでよいと思いますか。それとも、別の対策は必要だと思いますか?
別の対策が必要
どのような対策がよいと思いますか?
企画書として読みやすく、「入口で情報を選び、出口でコストとインセンティブを調整する」という軸がはっきり伝わるように整理しました。 企画提案書 AI時代の情報インフラ再設計プロジェクト 1.企画の背景と課題 現在の動画・SNSプラットフォームの多くは、「無料で大量のコンテンツを提供し、再生数や滞在時間を収益につなげる」アテンション・エコノミーを基本としています。 この仕組みは利便性を高めた一方で、情報環境にさまざまな弊害を生み出しています。 ① 受動的な情報・広告の氾濫 無限スクロールやAIによる自動レコメンドによって、ユーザーは自分が望んでいない情報まで次々と表示されます。 その結果、フェイクニュース、詐欺広告、過激なコンテンツなどを、本人の意思とは関係なく目にする状況が生まれています。 ② 「再生数=収益」によるインセンティブの歪み 再生数や滞在時間が収益に直結することで、 * クリックベイト(釣りタイトル) * 炎上・煽りコンテンツ * フェイク情報 * AIによる低品質な大量生成コンテンツ など、「内容の質」よりも「いかに注目を集めるか」を優先したコンテンツが増えています。 ③ ボット・捨てアカウントによる信頼性の低下 アカウントを低コストで大量に作成できるため、ボットや捨てアカウントによるスパム、偽情報の拡散、評価操作などが発生しています。 結果として、プラットフォームそのものに対する信頼性が低下しています。 ⸻ 2.基本コンセプト 本提案では、現在のプラットフォームを 「人間の時間を奪うアミューズメント型サービス」 から、 「情報の価値と利用コストのバランスが取れた、健全な公開インフラ」 へ転換することを目指します。 そのために、情報との接点を 「入口」と「出口」 の2つに分けて再設計します。 入口では、ユーザーが望まない情報を入れない。 出口では、視聴に伴うコストとインセンティブを適正化する。 この2つを同時に改革することで、情報環境そのものを健全化します。 ⸻ 3.具体的な施策 ① 入口戦略 「そもそも見たくない情報を入れない」 現在のSNSでは、ユーザーが何かを探す前に、アルゴリズムが大量の情報を提示します。 これを改め、ユーザー自身が「何を見るか」を選択できる環境を構築します。 施策1:番組表形式のタイムライン+事前要約 無限スクロールや過度な自動レコメンドを縮小し、テレビの電子番組表のように、情報を一覧から選択できる仕組みにします。 さらに、各コンテンツには、視聴前にAIや運営による「事前要約」を表示します。 期待される効果 * 見る前に内容を判断できる * クリックベイトに引っ掛かりにくくなる * 無目的なスクロールを減らせる * ユーザーが自分の意思で情報を選択できる つまり、 「表示されたから見る」から「選んで見る」へ 情報との関係を変えます。 ⸻ 施策2:「見た人の評価」による二重フィルター 事前要約だけでなく、実際にコンテンツを確認したユーザーによる評価を蓄積します。 例えば、 * 正確性 * 信頼性 * 有益性 * 誇張・煽りの有無 * 広告・宣伝色 などを評価項目として設定します。 その評価をリアルタイムに反映し、ユーザー自身が 「この基準以下の情報は表示しない」 というフィルターを設定できるようにします。 期待される効果 AIだけに判断を任せるのではなく、AI+利用者による集合知で情報を二重にチェックします。 その結果、フェイク情報や低品質コンテンツを入口の段階で排除しやすくなります。 ⸻ ② 出口戦略 「見た後の体験と経済構造を変える」 入口で情報を選別するだけでは、プラットフォーム全体の問題は解決しません。 そこで、視聴そのものに一定の「コスト」を設定し、そのコストを広告主などが肩代わりできる仕組みに変更します。 ⸻ 施策3:視聴コスト+広告主による肩代わり 動画やコンテンツの視聴には、本来一定のコストが発生するという考え方を導入します。 ただし、そのコストをユーザーが必ず金銭で支払う必要はありません。 例えば、 広告に関するクイズやアンケートに回答することで、広告主が視聴コストを負担する 仕組みにします。 ユーザーにとっては、 「お金を払う代わりに、広告への理解やアンケート回答で支払う」 という形です。 結果として、実質無料で利用することも可能になります。 期待される効果 「無料だから大量のアカウントを作る」という行動が経済的に不利になります。 特に、ボットや大量の捨てアカウントに対して、 「アカウントを作るだけでは価値が生まれない」 構造を作ることができます。 ⸻ 施策4:クイズ・アンケート型広告への転換 広告を単純に表示するだけではなく、 「広告を見る → 内容について簡単なクイズ・アンケートに回答する → 条件を満たせばスキップ」 という仕組みに変更します。 例えば、広告を見た後に、 「この商品の特徴として紹介されていたものはどれ?」 といった簡単な選択式クイズを提示します。 正解すれば、広告をすぐにスキップできます。 期待される効果 広告主にとっては、単なる「表示回数」ではなく、 「実際に広告を理解したユーザー」 という価値の高いデータを得られます。 また、内容のない詐欺広告や誇張広告では、適切なクイズを成立させにくくなります。 その結果、広告そのものの品質向上にもつながります。 ⸻ 施策5:バズ依存からの脱却 現在の「再生数が多いほど稼げる」という仕組みを見直します。 再生数や滞在時間だけではなく、 * 情報の正確性 * ユーザー評価 * 継続的な価値 * 一次情報としての価値 * 視聴後の満足度 などを評価に組み込みます。 つまり、 「炎上すれば儲かる」から「価値を提供すれば評価される」へ インセンティブを変更します。 これにより、フェイクや煽りによる短期的なバズを狙う動機を弱め、質の高いコンテンツを作るクリエイターが評価される環境を目指します。 ⸻ 4.入口戦略と出口戦略の全体像 入口戦略 出口戦略 基本思想 見たくない情報を入れない 見る行為に適切なコストを設定する 主な施策 番組表・事前要約 視聴コスト・広告による肩代わり 情報対策 AI+ユーザー評価 クイズ・アンケートによる広告品質管理 ユーザー 自分で見る情報を選ぶ 行動によって視聴コストを相殺 クリエイター 釣り・煽りを減らす 質の高いコンテンツを評価 プラットフォーム ノイズ・フェイクを入口で削減 ボット・スパムの経済合理性を低下 ⸻ 5.ステークホルダー別のメリット 対象 変化 メリット 視聴者 番組表から選択、事前要約、評価フィルター 不要な情報やフェイクに振り回されず、自分が必要とする情報を選べる 広告主 クイズ・アンケート型広告 「見られた」だけでなく「理解された」という質の高い広告効果を得られる クリエイター 釣り・炎上・バズ依存を縮小 質の高い情報や制作活動が正当に評価される プラットフォーム ノイズ・ボット・スパムを削減 信頼性が向上し、長期的に持続可能な収益モデルを構築できる 社会 情報の質と透明性を向上 フェイクニュースや詐欺広告などによる社会的コストを抑制できる ⸻ 6.目指す情報インフラ 本プロジェクトが目指すのは、単なる「新しいSNS」ではありません。 目指すのは、 「情報を見る前に選べる」 「情報の質を確認できる」 「見た後の行動にも適切な対価がある」 「質の高い情報ほど評価される」 という、新しい情報流通の仕組みです。 現在のプラットフォームが、 「できるだけ長く見てもらう」 ことを最優先しているのに対し、本構想では、 「必要な情報を、必要なだけ、安心して見る」 ことを最優先します。 ⸻ 7.最終目標 AIによって情報を大量に生産できる時代になった今、問題は「情報が足りないこと」ではありません。 むしろ、 「情報が多すぎて、本当に必要な情報を見つけられないこと」 が最大の問題になりつつあります。 だからこそ、これからの情報インフラに必要なのは、情報をさらに増やすことではなく、 「何を入れるか」 「何を見せるか」 「何に対価を払うか」 「何を評価するか」 を再設計することです。 本提案では、 入口でノイズを遮断し、出口で経済的インセンティブを適正化する。 この「入口戦略×出口戦略」によって、AI時代に適した、信頼性・経済合理性・ユーザー主体性を兼ね備えた新しい情報インフラの構築を目指します。 必要なら次に、これをさらに「役員に3分で説明できる企画書」まで圧縮して、①現状の問題 → ②入口改革 → ③出口改革 → ④ビジネスモデル → ⑤社会的インパクトの5枚構成にできます。
情報を入口で選べるようにし、再生数偏重の収益構造も変えることで、過激なコンテンツやフェイク、ボットの拡散を抑えるべきだというご提案ですね。こうした仕組みの見直しが必要だと考える背景には、どのような問題意識がありますか?
広告がウザい
広告が利用の妨げになっていると感じていらっしゃるのですね。 では、何が子どもに有害かの線引きは、これからガイドラインなどで決められていきます。誰がどう決めるのが最も納得できますか?
テレビ同様、事前に審査を通った広告だけ流れる
事前審査を通った広告に限る仕組みがよいということですね。そう考える理由を教えてください。
SNSの広告はエロや暴力に溢れてる。審査ないから
広告の事前審査が不十分で、性的・暴力的な広告が子どもの目にも入りうる点を問題視されているのですね。 審査の基準や審査の過程は、どこまで公開されていれば信頼できますか?
テレビコマーシャルと同じ感じで
ありがとうございます。年齢確認について伺います。年齢確認の確実さを高めるほど、手間や提供する情報も増えます。本人確認を伴う確認まで必要だと思う場面はありますか。必要ないと思う場合は、その選択肢を選んでください。
個人の特定させるのは危険。年齢や性別ぐらいで良い
個人を特定できる情報の提出にはリスクがあり、年齢や性別程度にとどめるべきというお考えですね。 では、年齢を確認する方法として、受け入れられると思うものを選んでください。複数選べます。
安全な方法で
では、年齢を確認する方法として、受け入れられると思うものを選んでください。複数選べます。
スマホや携帯会社の情報で確認
受け入れられる方法は「スマホや携帯会社の情報で確認」ですね。 子どもが使うSNSやサービスに、会社が用意すべき安全対策で一番重要なものはどれだと思いますか?
全部
複数の対策を組み合わせて実施することが重要、というお考えですね。 最後に、このルール作りをする人に伝えたいことはありますか?
子供だけじゃなくて高齢者も詐欺に遭いそうなぐらい、フェイクニュース、詐欺情報、エロ暴力が溢れてる。入口で絞って出口で質を高める
子ども向けに限らず、高齢者を含めて幅広い利用者を守るため、入口で危険・低品質な情報を絞り、出口側では質の高い情報が評価される仕組みにすべき、ということですね。そうした設計が特に必要だと感じる背景を教えてください。
世界が誤った方向に煽動される危険性を感じるので
誤情報や刺激的な情報が広がることで、人々の判断が偏り、社会全体が誤った方向へ動かされる危険を懸念されているのですね。 このテーマについて、ほかに伝えておきたいことはありますか?
Xでの誹謗中傷。AI警察みたいなので攻撃的な文面などはフィルターかけて気付けるようにする。人の力では防ぎきれないと思うので。
Xでの誹謗中傷には、人の監視だけでは追いつかないため、AIで攻撃的な表現を検知し、早めに気づける仕組みが必要ということですね。検知した場合、AIにはどのような対応をしてほしいですか?
複数を組み合わせる
AIによる検知だけでなく、複数の対応を組み合わせるべきというお考えですね。具体的には、投稿前の注意表示、投稿の拡散を抑える、被害者への相談案内、運営による確認などのうち、どのような対応を組み合わせるのがよいと思いますか?
投稿前の注意表示
投稿前に注意表示を出し、攻撃的な表現に利用者自身が気づけるようにすることを重視されているのですね。人の力だけに頼らずAIも活用しつつ、まず投稿前の段階で抑止するという考え方だと受け取りました。 これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。
ご協力ありがとうございました。ここまでのお話をもとに、インタビュー内容をレポートとして整理しました。
アンケートやクイズに答えると実質無料で動画を見れるようにする「広告主が負担する」
ご協力いただき、ありがとうございました。追加いただいた内容も反映して、レポート案を整理しました。