みらい議会みらい議会

💬インタビューレポート

被災地域住民

当事者

埼玉県宮代町に住む一般市民で、八潮市の下水道管破裂事故の影響を受けた地域に居住。障害者であり、低所得層への支援を求める立場から法案を検討している。

回答日2026.5.23 10:39
インタビュー分量44 分 / 791 文字

💬主な意見

低所得層・障害者への料金軽減を国が統一的に決めるべき

自治体によって補助制度がある・ないでは不平等。全国どこに住んでいても公平な支援が受けられるよう、国が統一的に軽減制度を定めてほしい。値上げ分の半分程度の補助があれば受け入れられる。

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工事の優先順位は被害の大きさで決めてほしい

八潮市のような事故が起きたときの被害の広がりを考えると、人口の多さではなく、被害の大きさを基準に優先順位をつけるべき。再び広い範囲が影響を受けないようにしてほしい。

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人手不足と技術者不足の解決が実現の鍵

待遇改善と人材育成により技術者を確保することが重要。料金値上げと国の支援の両方で人材育成費用を捻出し、工事が実際に進むようにしてほしい。安全最優先で進めてほしい。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日は、古くなった下水道管を点検・修理して、道路が突然陥没する事故を防ぐための法案についてお話をお伺いしたいと思います。 この法案の中で、あなたがいちばん意見を言いたいテーマはどれですか?

老朽管の更新工事

老朽管の更新工事についてのご関心、ありがとうございます。 では、その点について詳しくお伺いしていきたいのですが、老朽管の更新工事について、いまどのようなことが気になっていますか?

埼玉県八潮市で起きた下水道管破裂し道路陥没の影響を一部受けた地域(南埼玉郡宮代町)に住んでおり、今も影響を受けないか心配です。今後も近くでおなじようなことが起きないか心配です。

そうなんですね。八潮市の事故のすぐ近く、宮代町にお住まいで、今もその影響が続いているんですね。実際に事故の近くで生活されているからこそ、不安が大きいんだと思います。 そういった不安の中で、この法案が進むことで、あなたご自身の地域で同じようなことが起きる可能性は変わると思いますか?それとも変わらないと感じられていますか?

変わる可能性はあると思います。事故が減るのは良いことですが、料金に影響してくるのは心配です。

なるほど。事故が減る可能性があるのは良いと感じつつも、料金が上がるかもしれないことが心配なんですね。 その料金の値上げについて、より具体的にお聞きしたいのですが、どの程度の値上げを想定されていますか?

老朽化が進んでいるので1.5倍とかはあり得そうですが、家計的には辛いです。

1.5倍というかなり大きな値上げを想定されているんですね。家計への影響を考えると、それは確かに辛いと感じられるのは自然だと思います。 そこでお伺いしたいのですが、もし料金が1.5倍になったとしたら、あなたの家計でどのあたりが一番ひっ迫すると思いますか?

全体的ですね。節水したり、節約をしないといけないです。障害者や低所得者に料金の軽減などしてくれるといいなと思います。

そうですね。全体的に家計が圧迫されるので、生活を工夫する必要が出てくるということなんですね。その中で、障害者や低所得者向けの料金軽減があるといいというご意見、とても大切な視点だと思います。 そうした方々への支援について、現在どのような制度があるか、ご存じですか?それとも、法案の中にそうした内容が含まれるといいというお考えですか?

現在の制度は分からないです。法案の中に生活に困ってる世帯への軽減制度などが含まれると良いと思います。

ご意見ありがとうございます。補足させていただくと、この法案自体には料金軽減制度の内容は明記されていません。料金の値上げについては法案に含まれていますが、低所得世帯や障害者への軽減措置については、各自治体が独自に判断・設計する部分になると思われます。 そういった背景を踏まえた上で、改めてお聞きしたいのですが、料金が上がることが決まった場合、自治体がそうした軽減制度を作る必要があると思いますか?それとも、国が統一的に決めるべきだと思いますか?

自治体ごとに不平等が出ないように国が統一的に決めるべきだと思います。

なるほど。全国でルールがばらばらになるのではなく、国が統一的に決めることで、どこに住んでいても公平になるべきというお考えなんですね。その考え方は大変よく分かります。

自治体によって補助が出来たり、出来なかったりは不平等に感じます。国で統一的に決めて頂いた方が安心です。

おっしゃる通りですね。自治体の財政状況によって、ある地域では軽減制度があるけれど、別の地域ではないという状況は、同じ国民として不公平に感じられるのは当然だと思います。国が統一的に基準を決めることで、安心感が生まれるというご意見、大事なポイントだと思います。 では、視点を変えてお伺いしたいのですが、老朽管の更新工事自体について、今のあなたのお住まいの地域では、どの程度進んでいると感じられていますか?

水道管の老朽管の更新工事は見かけますが、下水道の老朽管の更新工事は見かけないです。郊外のため自宅からの排水は側溝に流れています。

そうなんですね。水道管の工事は目に見えるけれど、下水道管の更新工事は見えないということですね。また、お住まいが郊外で自宅からの排水が側溝に流れているというのは、下水道本管とは別の状況なんですね。 そういった郊外地域の状況を考えると、この法案で「下水道管の点検や修理を強化する」という方針は、あなたのような郊外地域にも適用されると思いますか?それとも、都市部が中心になると思いますか?

都市部が中心になりそうです。

そうですね。都市部で古い下水道管が集中していて、そこが優先されるだろうというご認識なんですね。では、郊外地域のようにまだ下水道本管そのものが整備されていない地域では、この法案とは別の課題があると感じられていますか?

はい。また一つの事故で広い範囲に影響が出ることがとても不安です。

ああ、やはり八潮市の事故のような大規模な影響が広い範囲に及ぶことが、いちばんの不安なんですね。一度トラブルが起きると、あなたのご経験でも分かるように、長期間にわたって生活に支障が出ます。 そこで別の視点からお伺いしたいのですが、老朽管の更新工事を進める際に、何か工事の優先順位の付け方で気になることはありますか?例えば、人口が多い地域から順にやるのか、被害の大きさから選ぶのか、などですが。

被害の大きさから選んでほしいです。

なるほど。人口の多さよりも、もし事故が起きたときの被害の大きさを基準に優先順位をつけるべきということですね。八潮市での経験があるからこそ、そういう視点が出てくるんだと思います。

はい。

ありがとうございます。では、次の話題についてお伺いしたいのですが、この話題を考えるとき、あなたの立場に一番近いものはどれですか?例えば、下水道・道路に関わるお仕事をされていますか?それとも、利用者の立場からのご関心ですか?

その他

そうなんですね。では、「その他」というのは、具体的にはどのような立場からこの法案をお考えですか?

一般市民(障害者)

なるほど。一般市民であり、障害者のお立場から、この法案をお考えになっているんですね。ご回答ありがとうございます。 そうしたお立場だからこそ、先ほど料金の軽減制度についてのご指摘があったんだと理解できます。では、いま一番気になっていることを、できるだけ具体的に教えていただけますか?

点検や工事が回るか

なるほど。料金が上がることも心配ですが、実際に点検や工事が円滑に進むか、という実行面での懸念が一番なんですね。 その「点検や工事が回るか」という不安について、もう少し詳しくお伺いしたいのですが、どのような場面や状況を想定されていますか?例えば、どのくらいの期間で自分の地域に工事が来るのか、といったことですか?

工事の人手が足りないのが心配です。いつ頃の自分の地域に工事が来るかも心配です、

ああ、わかりますね。人手不足で実際に工事が進まないのではないか、という心配と、自分の地域がいつになったら対応してもらえるのか、そのスケジュール感が見えないという不安の両方があるんですね。 その人手不足についてですが、あなたが「人手が足りない」と感じるのは、どのような情報やご経験に基づいていますか?例えば、ニュースで見かけたり、自治体から何か聞いたりされていますか?

みらい議会の説明で初めて知りました。

なるほど。「みらい議会」での説明で、人手不足という課題があることを初めて知ったんですね。その説明の中では、具体的にどのような人手不足の状況が説明されていましたか?例えば、職員の数が減っているのか、それとも技術者が足りないのか、といった内容でしたか?

技術者です。

わかりました。技術者が足りないというのが課題だということですね。では、そうした技術者不足の状況を踏まえて、この法案が進むと、技術者の確保という面で何か改善されると思いますか?それとも、さらに難しくなるのではないか心配ですか?

技術者を確保するのは世の中的に人手不足で難しいのではと思います。

そうですね。全体的に労働力が不足している中で、下水道の技術者を確保するのは難しいというご懸念は、現実的だと思います。では、もしそうした技術者不足が続いた場合、この法案で強化される点検や修理が、実際に進まないかもしれないと感じられていますか?

はい。不安です。

そうですね。法案で点検や修理を強化しようとしても、それを実行する技術者がいなければ、実現できないということへの不安が強いんですね。その不安はとても理解できます。

情報が見える

ありがとうございます。情報が見えるというのは、「情報が見える」というのは、どういう意味でおっしゃっていますか?申し訳ありません、少し確認させていただきたいのですが。

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申し訳ございません。では改めて、この法案が進むと、良くなると思う点は何ですか?

更新工事が増えて、少しでも事故が減らせると思います。

そうですね。更新工事が増えることで、八潮市のような大きな事故が減る可能性があるというのが、あなたにとっての期待なんですね。実際に近い地域で事故を経験されているからこそ、その思いが強いのだと思います。 では、少し視点を変えて、現場で進めるとしたら、一番のハードルは何だと思いますか?

人手不足

やはり人手不足が、一番のハードルだとお考えなんですね。先ほどもお話しいただいた技術者不足と同じ課題かと思いますが、もし人手を確保するとしたら、どのような工夫があるといいと思いますか?例えば、待遇改善や人材育成、外国人労働力の活用、といったことなどが考えられますが、あなたはどう思いますか?

待遇改善や人材育成が大事です。

まさにそうですね。待遇を改善して職を魅力的にし、若い世代が下水道技術者を目指すようになれば、長期的には人手不足の改善につながるということですね。では、待遇改善や人材育成を進めるためには、その費用はどこから出るべきだと思いますか?料金値上げに含めるべきですか、それとも税金などで国が支援すべきですか?

料金値上げと国の支援の両方です。

なるほど。料金値上げだけでは足りず、国からの支援も必要だというお考えですね。ただ、先ほど料金の値上げについて「1.5倍は家計的に辛い」とおっしゃっていたと思いますが、それでも料金値上げの一部を人材確保に充てるべきということですか?

値上げで事故が減るのであれば、少しは容認出来そうです。

わかりました。事故が減るという見返りがあれば、料金の値上げ自体には一定程度納得できるということなんですね。ただ、先ほどおっしゃっていた低所得世帯や障害者への軽減制度があれば、より受け入れやすいということですね。 では、この法案で見直した方がいいと思う点はどこですか?

料金の扱い

料金の扱いが見直した方がいいと思うんですね。具体的には、どのあたりが見直されるべきだと思いますか?例えば、値上げの幅を抑えるべきだとか、低所得層への軽減を明確にすべきだとか、値上げのタイミングを分散させるべきだとか、いろいろな視点が考えられますが、あなたはどこが一番気になりますか?

低所得層への軽減を明確にすべきです。

まさにそうですね。低所得層への軽減措置を法案の中で明確に定めるべきというご意見、重要だと思います。先ほど『国が統一的に決めるべき』とおっしゃっていた、その思いと一貫しているんですね。では、もしそうした軽減制度が実現したとしたら、あなたのご家庭の負担がどの程度になれば、受け入れやすくなると思いますか?

値上げ分の半分くらいは補助してもらえるとありがたいです。

なるほど。値上げ分の半分程度が補助されれば、家計への負担がある程度緩和されて、受け入れやすくなるということですね。例えば、1.5倍に値上げされるなら、その半分の0.25倍分を補助してもらえるということですか?それであれば、実質的には1.25倍程度の負担で済むということになりますね。そうしたレベルの支援があると、この法案に対する見方も変わると思いますか?

はい、安心できそうです。

ありがとうございます。では最後の質問になりますが、制度を設計する人に、最後に一つだけ伝えるとしたら何を伝えたいですか?

安全最優先で

ありがとうございます。「安全最優先で」というメッセージですね。事故を防ぐことが最も大切だというお考えなんですね。 それでは、これまでのお話をまとめさせていただきたいと思います。八潮市の事故で実際に影響を受けられた経験から、老朽管の更新工事について強い関心をお持ちで、特に以下の点が大切だとおっしゃっていました: ・被害の大きさを基準に工事の優先順位を決めてほしい ・低所得層や障害者への料金軽減制度を国が統一的に決めるべき ・人手不足と技術者不足の解決が実現のカギ ・待遇改善と人材育成が必要 ・値上げ分の半分程度の補助があれば受け入れられる ・何より安全最優先である必要がある これらのご意見をまとめてレポート化いたします。本日はお時間をいただき、貴重なご意見をお聞かせいただきありがとうございました。

ありがとうございました。今からレポート案をお作りしますので、内容をご確認いただき、修正があればお知らせください。

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