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💬インタビューレポート

保護者

当事者

学校に通う子どもを持つ保護者。学校ではデジタル教科書の利用がなく、いじめ・不登校をめぐる自治体対応への不信感から、制度が現場で実行される担保を強く求めている。

回答日2026.4.30 08:38
インタビュー分量23 分 / 749 文字

💬主な意見

不登校支援にはデジタル共有が役立つ

紙だと進度や学び方が見えず応用プリントだけになりがち。デジタルなら書き込み共有で親も確認しやすく支援につなげやすい。

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授業内容を当日わかる形で共有してほしい

どこまで進んだか、やり方の要点、板書内容などがその日のうちに分かると家庭側で支えやすい。

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自治体が動く担保(強制力)が必要

教育委員会の理解不足や予算渋りで遅れる懸念がある。義務が無視される経験があり、罰則など強化しないと実行されないと感じる。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日は「デジタルを含む教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることや影響を伺いたいです。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

子どもが学校に通っている(保護者)

ありがとうございます。保護者の立場から伺いたいのですが、お子さんの学校では、デジタル教科書(紙の内容を端末で見られるもの)をどのくらい使っている印象ですか?

一切ありません

そうなのですね。今後この法案で、デジタル教科書も「正式な教科書」として扱えるようになった場合、お子さんの学校でも導入が進む可能性がありますが、保護者としてはどんな気持ちになりますか?

自治体はやらないところなので反映されるまで何年もかかるのが不安。今もICTは何?と知らないから

反映まで時間がかかりそうで不安、という感覚なのですね。 その不安は、具体的には「どのあたりが遅れる」と感じていますか?

決定を教育委員会が知らないとか、支援のお金がないと言ってしぶるのが私のところの自治体

教育委員会の理解や予算面で進まないのでは、というご不安なのですね。 その状況だと、もしデジタル教科書が正式化されても「紙のまま」になりそうだという心配もありそうですが、保護者としては「どんな点が紙のまま残ると困る」と感じますか?

不登校支援で必要。いじめ不登校はそんなことがたくさんある。紙よりデジタルの方が親も確認取りやすいし支援に繋げやすいのに、紙しか出さないから

不登校支援の観点で、デジタルの方が保護者も学習状況を把握しやすくて支援につなげやすい、という切実さがあるのですね。 いま「紙しか出さない」ことで、支援につなげにくいと感じるのは、具体的にどんな場面ですか?

教科書がどこまで進んでいるかもわからないし、やり方のない応用のプリントしか出さないという意味。デジタルなら書き込んで送ってくれたら共有もしやすいな

状況が見えない中で、応用プリントだけ渡されても家庭側が支えにくい、ということですね。デジタルで共有できれば進度や取り組みも把握しやすい、という期待もよく分かります。 学校や教育委員会に対して、「ここは最低限こうしてほしい」と感じる“共有のしかた”は、どんな形ですか?

当日の授業がわかるようにしてほしい

授業の内容がその日のうちに分かる形にしてほしい、ということですね。 「当日の授業がわかる」というのは、どんな情報が見られる状態だと助かりますか?

どこまで教えたとか、やり方はどうでとかの記載、黒板に描く内容

具体的には「どこまで進んだか」「解き方の要点」「板書の内容」が分かる状態が助かる、ということですね。 その情報が見られる形として、紙よりもデジタルの方が現実的だと感じる点はどこですか?

紙だと印刷しないと行けない。けどデジタルならその場で書き込んで送れば良くない?また、黒板じゃなくてスクリーンにすれば手間もなくそのままの記録を送れるようにしたら、先生の時間も短縮できるし

印刷の手間がボトルネックで、デジタルならその場で共有できて先生側の負担も減る、という見立てなのですね。 今のお話のような共有を進める上で、学校側がいちばん困りそうだと感じるのはどこですか?

機械音痴が多い。教育委員会が動かないし、市も動かないからネック。国が言えば動くだろうけど文科省とかの自治体発信が弱すぎる

機械が苦手な先生が多いことや、教育委員会・自治体が動かないことがネックになっているのですね。 この法案で「デジタル教科書が正式な教科書になる」ことが決まったとしても、現場が動くかどうかは結局“研修や支援の出し方”次第、という見方にも聞こえました。 そこで伺いたいのですが、学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

端末・通信トラブル対応

端末や通信トラブルが起きたときの対応が、いちばんのハードルになりそうなのですね。 トラブル対応が難しいと感じるのは、具体的にはどんな場面(授業中/家庭での宿題/登校できない子の利用など)を想定されていますか?

他に言いたいことがある

もちろんです。今いちばん言いたいことは何でしょうか?

結局自治体のやる気が、ない。

自治体のやる気次第になってしまう、という無力感やもどかしさが大きいのですね。 その「やる気がない」と感じたのは、どんな出来事ややり取りがきっかけでしたか?

いじめ。

とても重い経験でしたね。お話しくださってありがとうございます。 その「いじめ」の件で、自治体(教育委員会や市など)の対応のどんなところに「やる気がない」と感じましたか?

重大事態調査が法律にあっても一切無視してやらない

法律があっても重大事態調査が実施されない、というご経験があるのですね。それは強い不信感につながると思います。 その状況だと、この「デジタル教科書を正式な教科書として認める」法案についても、自治体が形だけで動かないのではという懸念が出てきそうですが、法案の運用で特に「守られないと困る」と感じる点はどこですか?

義務と書かれていても無視。子どもの環境が守られてない。

「義務」と書かれていても無視されて、子どもの環境が守られていない、という実感があるのですね。とても根深い不信につながっていると思います。 今回の法案に関連する範囲で伺うと、デジタル教科書を正式に認めたあとに、国や制度側に「自治体が無視できない形」で担保してほしいことは、どんなことですか?

罰則じゃない?強化しないと何もやらない。義務とあっても

自治体が動かない現実がある中では、「担保」がないと進まない、というお気持ちなのですね。 この法案に関して、もし罰則のような強い仕組みを入れるとしたら、どんな内容に対して適用されるのがよいと思いますか?

子どもにかかる義務。行政の義務のすべて。

子どもに関わる行政の義務は、実際に履行されないと意味がない、という切実な問題意識なのですね。 この法案の文脈に引き寄せて伺うのですが、デジタル教科書が正式化されたあとに「自治体が最低限これは必ずやるべき」と思う義務は、どんな内容ですか?

すべての子どもは教育を受ける人権があります。でも今いじめの不登校は全国的にみんな放置状態。だから最低不登校してても授業が見れる状況は権利として持っているはずなのに、

不登校の子も含めて「教育を受ける権利」が実際に保障されていない、という強い問題意識があるのですね。 この法案でデジタル教科書が正式化された場合、「不登校でも授業が見れる状況」を実現する手段の一つになり得ると思いますが、あなたが想定する「授業が見れる状況」とは、具体的にどんな形ですか?

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承知しました。では次に、デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

ある程度知っている

ありがとうございます。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

場面によって使い分けが良い

ありがとうございます。 デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

健康面(目・姿勢・睡眠など)

ありがとうございます。 最後に伺います。デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたらそれは何ですか?

不登校してても授業が見られるデジタル教科書等設計にして欲しい。

ありがとうございます。不登校の子でも授業につながれる設計にしてほしい、という強いご要望ですね。 ここまで一通り伺えたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。ご確認ください。