💬インタビューレポート
教員・支援者
教員・支援者の立場で、子どものSNS利用やネット環境について意見を述べた30代。
💬主な意見
ネット上の問題を現実の被害につなげないルールを
“高額課金、性的・暴力的な情報、偏見や差別的表現に子どもが触れることは、非行や犯罪など現実の問題への橋渡しになり得るとして、健やかな成長のためのルールづくりを求めている。
年齢に応じてSNSの機能を制限してほしい
“理想は個々のメディアリテラシーに応じた制限だが、現実には運用が難しいため、年齢という共通の指標で使える機能を制限し、保護する必要があると考えている。
16歳未満のSNS利用制限には賛成、学ぶ機会も必要
“SNSアカウントの年齢制限には賛成し、目安を16歳未満と考える。一方で、SNSでの失敗から学ぶ機会を奪うと、大人になって重大な間違いにつながるおそれもあるとしている。
🎤すべての会話ログ
ご協力ありがとうございます。「こどもとインターネットのルールを見直す方向性(中間整理報告書)」について、子どものSNS規制を中心にお話を伺います。率直なお考えをお聞かせください。 あなたはどの立場に一番近いですか?
教員・支援者
ありがとうございます。あなたの年代を教えてください。
30代
ありがとうございます。SNSやネットで、「これは子どもに有害だ」と実際に感じたものはありますか?近いものを選んでください。
過激・暴力的な動画や画像
過激・暴力的な動画や画像を問題と感じていらっしゃるのですね。それは何歳くらいから許容できると思いますか?小学生・中学生・高校生で違いますか?
中学生くらいからだと思います。小学校低学年から、グロテスクなメディアに触れるのは心配です。
小学校低学年では特に慎重に考えるべきで、中学生頃から段階的に判断できるようにするイメージなのですね。 一定の年齢未満の子どもはSNSアカウントを持てない、という法律を作ることについて、どう思いますか?
賛成
賛成なのですね。なお、この中間整理報告書は、一定年齢未満のSNS利用を一律に禁止する制度は提案しておらず、今後も議論を続ける方向です。法律で制限するとしたら、何歳未満が妥当だと思いますか?
高校1年生に相当する、16歳からだと思います。その年くらいになったら、自分の身を守ることや、相手を尊重すること、情報の真偽などの分別がついていてほしいです。一方で、SNSに触れ、失敗することで学ぶこともあると思います。そのような機会を奪ってしまうことで、大人になってから重大な間違いをしてしまうのではという心配もあります。
16歳未満を目安にしつつ、SNS上での経験から学ぶ機会まで失わせない設計が必要だと考えていらっしゃるのですね。 「何が子どもに有害か」の線引きは、これからガイドラインなどで決められていきます。誰がどう決めるのが一番納得できますか?
専門家による第三者機関が決める
専門家による第三者機関が決める形がよいとお考えなのですね。そう考える理由を教えてください。
何事もそうですが、餅は餅屋だと思います。また、家庭や業者に任せるのは、それぞれ思想が違うので、ブレが出てしまい、混乱を招くと思います。とくに家庭に関しては、それぞれの家庭で考え方が違いますし、教育力にも大きな差があります。家庭に任せてしまうのは、子どもたちの健全な育成につながらないと思います。全く関心がない家庭もあるのです。
家庭ごとの差や関心の差に左右されず、専門性に基づく共通の基準が必要だとお考えなのですね。決める話し合いや基準は、どこまで公開されていれば信頼できますか?
決定事項と、その理由を公開すればいいと思います。筋が通ってさえいれば、納得できます。また、このAIインタビューのように、一般の方の意見の吸い上げも、納得感に繋がるのでいいと思いました。どうしても、不満を持つ人は出てきますが、国が子どもを本気で守るという姿勢が大切だと思います。
決定と理由を公開し、一般の意見も取り入れる過程が見えることが、基準への納得感につながるのですね。 年齢確認の方法には、生年月日を自分で入力するだけのものから、身分証やスマホのOSで確認するものまであります。方法によって、確認の確実さと、手間や提供する情報の量が変わります。本人確認を伴う確認まで必要だと思う場面はありますか。必要ないと思う場合は、その選択肢を選んでください。
SNSのアカウントを作るとき
では、年齢を確認する方法として、受け入れられると思うものを選んでください。
マイナンバーカードなどの身分証で確認
マイナンバーカードなどの身分証で確認、ですね。 子どもが使うSNSやサービスに、会社が用意すべき安全対策で一番重要なものはどれだと思いますか?
年齢に応じて使える機能を変える
年齢に応じて使える機能を変えることを重視されるのですね。そう考える理由を教えてください。
本来であれば、年齢ではなく、その子のメディアリテラシーに応じて使える機能を制限すべきだと思います。極論を言えば、大人でも上手に使えない人は制限すべきだと思っています。しかし、現実的にそのような運用は不可能なので、年齢という絶対的な指標を使って、制限、つまり保護することが必要だと思います。
個々のリテラシーに応じるのが理想でも、制度として公平かつ実行可能にするには年齢を基準にせざるを得ない、というお考えですね。 最後に、このルール作りをする人に一つ伝えるとしたら、それはなんですか?
子どもたちを取り巻くネットの環境は、本当に厳しいものになってきています。何百万、何十万単位の課金・投げ銭(小学生でも起きています)、簡単にエロ・グロへアクセスできてしまうこと、偏った見方や考え方、差別的な表現を知らぬ間に浴びていることなど。これらは、初めはネットの上だけのことかもしれませんが、どれもが非行や犯罪などのリアルなことへの橋渡しになってしまう可能性があると思います。お金を稼ぐために闇バイト、売春、同世代への性犯罪、差別発言など。画面上のことではなく、リアルな問題として、子どもたちが健やかに成長できるためのきまりを作ってほしいと切望しています。
切実なご意見をありがとうございます。オンライン上の課金、性的・暴力的な情報、偏見に触れることが、現実の被害や加害につながりうる問題として、子どもの健やかな成長を守るルールを求めていらっしゃるのですね。 このテーマについて、ほかに伝えておきたいことはありますか?
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ありがとうございます。これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。
お時間をいただき、ありがとうございました。ここまでの内容をもとにレポート案を作成しました。ご確認ください。