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💬インタビューレポート

教員・支援者

事業者

教員・支援者の立場から、子どものSNS利用と保護者・社会の関わり方について意見を述べた。

回答日2026.9.8 15:42
インタビュー分量33 分 / 1465 文字

💬主な意見

社会全体で子どもの居場所を作ってほしい

“ネグレクトや共働き家庭での留守番など、家庭事情によって一人で時間を過ごさざるを得ない子どもがいる。親だけでなく社会全体で、子どもを守れる空間や居場所を作ってほしい。

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本人確認と保護者への学びを組み合わせる

“携帯番号と公的個人認証番号を結び付け、親名義の端末を子どもが使って規制に違反した場合は保護者が責任を負う形を考える。ただし罰則だけでなく、正しさを理解できるようにすることも必要だという。

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子どもの違いを踏まえ、実効性ある規制に

“子どもには知能や生活環境の差があり、一律の制限には難しさがある。他方、善悪を判断せず勧められたものを使う子どももいるため、規制が緩すぎたり形だけになったりすれば意味がないと考える。

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🎤すべての会話ログ

ご協力ありがとうございます。青少年インターネット環境整備法の見直しに向けた中間整理報告書について、子どものSNS利用に関するお考えを伺います。まず、あなたはどの立場に一番近いですか?

教員・支援者

ありがとうございます。年代を教えてください。

50代

ありがとうございます。SNSやネットで、「これは子どもに有害だ」と実際に感じたものはありますか?近いものを選んでください。

過激・暴力的な動画や画像

過激・暴力的な内容への懸念をお持ちなのですね。それは何歳くらいからなら許容できると思いますか?小学生・中学生・高校生で違いはありますか?

前置きとして、私はこの法案について「子ども」を主としていることに疑問を感じています。親が子どもに見せるケースは多々あります。子どもを規制することばかりにならないようにしてほしいと思います。 年齢規制ですが、暴力的なもので性描写もあるものについては15歳未満は制限していいと思います。

ありがとうございます。保護の責任を子ども側だけに寄せず、保護者への働きかけも制度に含めるべきだというご意見ですね。なお、これは現時点では法案ではなく中間整理報告書で、特定の年齢でSNS利用やコンテンツを一律に制限する内容はまだ決まっていません。 一定の年齢未満の子どもはSNSアカウントを持てない、という法律を作ることについて、どう思いますか?

SNSアカウントなど、今どきの子どもは20ぐらい持っています。 嘘ついてアカウントなど作れるのではないのですか? もし、そうであれば、絵にかいた餅だと思います。

年齢制限だけでは、虚偽の登録で実効性が乏しいという懸念ですね。一律の年齢制限を設けない場合、今のままでよいと思いますか。それとも、別の対策は必要だと思いますか?

保護者への罰則や保護者と子どもの関係性などを考慮する必要があると思います。 携帯があることでなんとか時間をつぶせる子どももいます。 もし、携帯を取り上げるのであれば、本を読む習慣、もしくは学童保育の時間延長、など、子どもの居場所や、子ども自身が携帯に頼らずに過ごせる空間づくりが必要です。 保護者含めて、ネット環境との関わり方を学ばないと、親は携帯を扱ってばかりになっては意味がありません。

子どもの利用だけを制限するのではなく、保護者への支援や責任のあり方、子どもの居場所づくり、家庭全体のリテラシー向上を組み合わせる必要がある、ということですね。 「何が子どもに有害か」の線引きは、今後ガイドラインなどで決められていく方向です。誰がどう決めるのが最も納得できますか?

被虐待児道や触法少年などの背景にある環境等をある程度リサーチすれば、なんらかの規則性はあるのではないかと思いますので、一定のところまでは国が定めていいと思います。 一方で、制限ばかり決めるのではなく、では、逆に良いものはなにか?を提示することも大事だと思います。 誰もが、良書を選択できる力など持ってはいません。 また、与えたとしても、それを理解する力もないかもしれません。

国が一定の基準を示しつつ、制限だけでなく、子どもの成長に資する選択肢や理解を支える仕組みも示すべき、というお考えですね。決める話し合いや基準は、どこまで公開されていれば信頼できますか?

公開は最低限でいいと思いますが、学校や自治体などが裁判等になったときに負けないよう、ガイドラインは丁寧なものを、妊娠期から学べるようなものが欲しいです

学校や自治体が判断の根拠として使える丁寧なガイドラインを、妊娠期から学べる形で整えることが必要だとお考えなのですね。 年齢確認の方法には、生年月日を自分で入力するだけのものから、身分証やスマホのOSで確認するものまであります。方法によって、確認の確実さと、手間や提供する情報の量が変わります。本人確認を伴う確認まで必要だと思う場面はありますか。必要ないと思う場合は、その選択肢を選んでください。

携帯番号と公的個人認証番号を紐づければいいと思います。 何台購入しても。 親名義で購入したものを子どもが使用し、それにより規制に違反すれば、保護者が罰せられるというようにすればいいと思います。 ただし、罰則ありきではなく、なにが正しいのかを理解できるようにしないと、誰も見ていない赤信号を渡る世界になってしまいます。

本人確認には携帯番号と公的個人認証を結び付け、未成年の利用については保護者の責任も制度上明確にする、というお考えですね。同時に、罰則だけでなく、ルールの意味を理解する教育が不可欠だと感じておられるのですね。 では、年齢を確認する方法として、受け入れられると思うものを選んでください。複数選べます。

マイナンバーカードなどの身分証で確認

「マイナンバーカードなどの身分証で確認」が受け入れられる方法なのですね。 子どもが使うSNSやサービスに、会社が用意すべき安全対策で重要なものはどれだと思いますか?

年齢に応じて使える機能を変える

年齢に応じて利用できる機能を変えることが重要だとお考えなのですね。そう考える背景を教えてください。

機能は単純なほうが明快です。 この機能を外せばこれができる、とか親の指紋で設定が変更できるとか、逆にゲーム感覚で、そのミッションクリアを楽しむかもしれません。 最初から、購入した時点の年齢に合わせたアプリしかダウンロードできないし、課金もできないとすればいいと思います。

端末の購入時点で年齢に応じた初期設定を行い、使えるアプリや課金の範囲を明確にする仕組みがよい、ということですね。 最後に、このルール作りをする人に伝えるとしたら、どのようなことですか?

子どもと言っても、知能、生活環境などさまざまです。 それを一律に制限するとき、偏差値の高い子が割にあわないことはわかります。本来、その子たちは大人同様に扱えるし、それによって益々能力があがるでしょう。 しかし、その判断ができない子どもたち、は説明書さえも読まないはずです。友だちから勧められたものを善悪の判別なく利用しているだけです。 なので、ルールを作るといっても、対象者に濃淡があり、また、それが子どもであるということを理解すれば、この規制が緩ければ緩いほど意味がないと思います。 形づくりのためだけに作るルールならば、作らなくてもいいと思います。

ありがとうございます。子どもの知能や生活環境の違いを踏まえず一律に扱う難しさがある一方、判断力や情報へのアクセスに差がある現実を踏まえるなら、実効性の弱い規制は形だけになってしまう、というご指摘ですね。 ほかに、このテーマについて伝えておきたいことはありますか?

ありません。ありがとうございました。

ありがとうございました。子どもだけを規制対象として捉えず、保護者への学びや支援、子どもの居場所づくりを含めた制度設計が必要という、重要なご意見を伺いました。これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。ここまでの内容をもとにレポート案を作成しました。ご確認ください。

子どもが携帯に頼らず過ごせる居場所や空間のところでは、ネグレクトや共働き家庭での留守番など、家庭の事情によっては、一人で過ごさねばならない、時間を消化せねばならない子どもがいるということなので、親が居場所を作るのではなく、社会全体として、子どもを守れる空間居場所を作ってほしいという意味。

補足ありがとうございます。家庭の事情で一人で過ごさざるを得ない子どもを踏まえ、居場所づくりの担い手を親に限らず社会全体とする趣旨に修正しました。お時間をいただき、ありがとうございました。以下のレポート案をご確認ください。