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💬インタビューレポート

保護者経験者

期待

一般市民として関心を持ちつつ、学習障害ボーダーラインで文字習得が遅かった成人済みの息子の学習を家庭で支えた経験から、デジタル教科書の個別最適化に期待している。

回答日2026.4.29 15:33
インタビュー分量75 分 / 721 文字

💬主な意見

紙と併用しつつデジタル化に賛成

紙も両方あればよいが、デジタルは更新しやすく、より柔軟な学習につながると思う。

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読み上げ等で特性に合う学習を広げたい

音声読み上げが特に有効。必要箇所だけ切替でき、範囲を自分で選んで読み上げられると、耳で覚える強みも活かせる。

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学校は個別配慮と現場負担の両面が課題

授業はイヤホン等で配慮し、テストは別室や時間延長など整備してほしい。一方で運用は教員負担や研修がハードル。

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🎤すべての会話ログ

本日は、学校で使う「デジタルを含む教科書」を紙と同じ“正式な教科書”として認める法案について、お考えやご経験を伺います。差し支えない範囲で、率直にお話しください。 この「デジタルを含む教科書を正式な教科書として認める」法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

一般市民として関心がある

一般市民として関心を持たれているのですね。 この法案について、今の時点では「どんな内容の法案だ」と理解されていますか?

紙の教科書をデジタル化する法案

ありがとうございます。理解として大きく近いです。 補足すると、この法案は「紙を廃止する」というより、紙の教科書と同じ内容を端末で表示する“学習者用デジタル教科書”も、紙と同じく『正式な教科書』として法律上位置づける、というのが中心です。 この補足を踏まえて、あなたがまず気になるのは「紙が残るかどうか」といった点でしょうか、それとも別の点でしょうか?

紙も両方あればいいと思いますが、デジタル化することでアップデートしやすくなり、より柔軟な学習ができるのではないかと思いますので、デジタル教科書に賛成です

紙も残しつつ、デジタル化で更新しやすくなって柔軟な学習につながる、という期待から賛成なのですね。 ここで伺いたいのは、「アップデートしやすい」という点です。デジタル教科書が“どう更新されると”学習が良くなるイメージをお持ちですか?

実は私の息子(成人済み)は、文字の習得が遅く、学習障害のボーダーライン上にいました。適切な教科書がなく、教科書を拡大コピーする、音声で録音する、などをしながら学習させていました。当時、デジタル教科書があればもっと個人にあわせた学習ができたのではと思います。また、AIを取り入れた英語学習や、学習指導要領の改訂も毎年行われるようになればよいと思います

お子さんの学習のために、拡大コピーや音声録音まで工夫されていたのですね。当時の負担や切実さが伝わってきます。そうした経験があると、デジタルで個別最適に寄せられることへの期待が大きくなるのも自然だと思います。 今のお話の中で「デジタル教科書があれば助かった」と感じる機能として、いちばん現実的に効いたと思うのは何ですか?

一番は音声です。また文字だけではなく映像や図解でわかりやすくなればいいと思います

音声がいちばん、というのはとても具体的ですね。文字情報だけだと負荷が高いときに、読み上げがあるだけで学びの入口がぐっと広がりますし、映像や図解で理解の補助ができる期待もありますよね。 その「音声」について伺いたいのですが、教科書に読み上げが入るとしたら、どんな使い方(どんな場面)で特に効果が出そうだと感じますか?

読み上げの必要のない文章と必要な文章がありましたので、切り替えができるといいと思います。必要な個所で音声が出るといいと思います。また、歴史が好きだったので、教科書を耳から聞いて丸暗記していました。暗記は楽しかったそうです。特性を生かした学習ができたらいいと思います

必要なところだけ読み上げを切り替えられると良い、というのは実感に基づいた具体的な要望ですね。耳から入ることで暗記が楽しくなる、という強みも活かせそうだと感じました。 その「必要な個所で音声が出る」仕組みについて、教科書側であらかじめ“ここは読み上げ推奨”のように用意されているのが良いですか、それとも学習者が自分で選んだ範囲を読み上げられるのが良いですか?

学習者が自分で範囲を選んで読み上げ

学習者が自分で範囲を選んで読み上げられるのが良い、ということですね。自分のペースやその日の理解度に合わせやすいですし、まさに個別最適に近づきそうです。 その機能が学校で正式な教科書として使えるようになった場合、授業中は「全員が同じように使う」のが良いと思いますか、それとも「必要な子が必要なときに使える」形が良いと思いますか?

必要な子が必要なときに使えるのが良い

必要な子が必要なときに使える形が良い、ということですね。周りと同じやり方に無理に合わせなくていい、という安心感にもつながりそうです。 その運用にする場合、学校側のルールとして「どんな場面なら授業中に読み上げを使ってよい」と決めておくのが良いと思いますか?

イヤホンをして読み上げを使うなら他の生徒に邪魔にならないかもしれません。また、テストの場合は別室でなど、個別に対応しれもらえるといいと思います

イヤホン利用や、テストでは別室対応など、周囲への影響と本人の学びやすさを両立させるイメージをお持ちなのですね。 その「別室での個別対応」について伺います。学校側にどこまで対応してもらえたら、現実的で公平だと感じますか?

学校側で別室で個別指導してもらえるのが理想的ですが、できない場合はたとえば5分延長するなどの対応があればいいかもしれません。文字の読み書きに時間がかかるので。

理想は別室での個別対応、難しい場合でも時間延長のような配慮があるといい、ということですね。読み書きに時間がかかる特性を前提にすると、とても現実的なラインの引き方だと感じました。 ここで確認したいのですが、あなたが今イメージしている「時間延長」や「別室」などの配慮は、デジタル教科書が正式化されることとセットで学校に整備されていくと良いと思いますか?

そう思います

デジタル教科書の正式化とセットで、時間延長や別室などの配慮も整備されていくと良い、ということですね。 では、その“整備”の中でも、制度として最低限ここまでは担保してほしいと感じるのはどのあたりですか?

次の質問に進む

承知しました。では視点を切り替えます。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

ある程度知っている

ありがとうございます。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

場面によって使い分けが良い

ありがとうございます。では、次の点を伺います。 デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

学校運用(準備負担・トラブル・ルール)

学校運用面がいちばん気になるのですね。導入が進むほど、現場の負担やトラブル対応がボトルネックになりやすい点はよく想像できます。 学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

教員の負担/研修

教員の負担や研修がハードルになりそう、ということですね。 では最後に伺います。デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたらそれは何ですか?

使いやすく楽しく学習できる教科書を作ってください。

ありがとうございます。「使いやすく、楽しく学習できる教科書を」というメッセージですね。 ここまでで一通り伺えましたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。ご確認ください。