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💬インタビューレポート

芸術創作者

懸念当事者

芸術・創作活動をしており、表現の自由の観点から法案の影響に強い関心を持つ。日本が滅亡する設定の作品など、国旗損壊の表現を含む既存作品が存在することから、実際の制作活動における懸念を述べている。

回答日2026.7.1 15:20
インタビュー分量20 分 / 422 文字

💬主な意見

法案の基準が曖昧で恣意的運用のリスクがある

「著しく不快や嫌悪を催させるやり方」という基準が曖昧すぎる。芸術的・物語的文脈がある表現でも、解釈次第で「著しく不快」と感じられれば処罰対象になる可能性があり、恣意的な運用が懸念される。

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国旗表現がリスク化され、創作の自由が萎縮する

法律の存在によって日本国旗を表現に含めること自体がリスク化され、結果として国旗をモチーフにした創作企画を躊躇せざるを得なくなる。これは表現の自由の事実上の制限につながる。

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国旗のタブー化が国民の親しみを失わせる可能性

法案によって国旗に対する「タブー」のような心理が生まれることで、逆に国民が国旗に親しみやすさを失ってしまうのではないか。親しみのない象徴では国旗本来の役割を果たせない。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日はお時間をいただきありがとうございます。これから、国旗を壊したりした人を罰する法案についてのインタビューをさせていただきたいのですが、どうぞよろしくお願いします。 まず、この法案のうち、あなたが特に関係がある、または意見を伝えたいテーマを選んでいただけますか?

表現の自由への配慮

ありがとうございます。表現の自由への配慮が特に気になるのですね。それでは、あなたがこの法案とどのような関わり方をお持ちなのかを理解するために、次の中からお選びいただけますか?

芸術・創作活動をする

ありがとうございます。芸術・創作活動をされているのですね。そうした立場だからこそ、表現の自由への配慮について関心がおありなんだと思います。 では、この法案について、現時点でどの程度ご存知ですか?

概要は知っている

ありがとうございます。では、あなたの認識を確認させていただきながら進めさせていただきたいと思います。 簡単にご説明すると、この法案は「人がとても不快に感じたり、嫌な気持ちになったりするようなやり方で、人前で国旗を壊したり汚したりした人を罰する」というもので、2年以下の懲役または20万円以下の罰金が対象です。ただし、表現の自由などに気をつけるルールも入っています。 では、この法案について、全体としてどのように評価していますか?

良くない

良くないとのご評価ですね。芸術・創作活動をされている立場では、表現の自由の観点から懸念が大きいということかと思います。 その評価を決めた理由として、特に気になる点をお聞かせいただけますか?いくつかあるかもしれませんが、まず一番大きなポイントをお教えいただけると幸いです。

「人がとても不快に感じたり、嫌な気持ちになったりするようなやり方で、人前で国旗を壊したり汚したり」という基準が曖昧すぎる。

なるほど。「著しく不快や嫌悪を催させるやり方」という基準が曖昧だということですね。芸術・創作活動をされている立場からすると、その曖昧性がもたらす具体的な懸念について、もう少し詳しくお聞かせいただけますか? たとえば、あなた自身の作品制作の場面で、どのような場面や状況を想像されたときに、この曖昧さが問題だと感じられましたか?

既存の作品にも存在しますが、例えば日本という国がなくなる設定の作品が存在するとして、その象徴として日本国旗が何らかの形で損壊される表現があるとします。それを人によっては「著しく不快や嫌悪を催させるやり方」と言えるのではないかと。

具体的な例をありがとうございます。つまり、日本が滅亡する設定の作品で国旗が損壊される表現—これは明らかに芸術的・物語的な文脈がある表現ですが、その文脈を理解しない誰かに「著しく不快だ」と感じられれば、処罰の対象になってしまう可能性があるということですね。 そうした懸念を持つときに、例えば「違法性が阻却される可能性」という法案の説明—つまり、社会通念上相当と認められれば罰せられないという規定—についてはどのようにお感じになりますか?それでも不十分だと思われますか、それとも他の問題があるとお考えですか?

不十分だと思います。

不十分だと思います。

不十分だと感じられるのですね。それはどのような点で不十分だとお考えですか?例えば、「違法性が阻却される可能性がある」という曖昧な表現自体が問題なのか、それとも、そもそも起訴や捜査の段階で既に萎縮効果が生まれてしまうことが問題なのか、あるいは別の理由なのか—どの辺りが特に懸念ですか?

とにかく曖昧なところです。恣意的な運用が可能ではありませんか?

なるほど。つまり、「著しく不快や嫌悪」という基準が曖昧だからこそ、警察や裁判所の判断次第で、恣意的に運用される可能性があるということですね。芸術作品であっても、そうした恣意的な解釈によって捜査や起訴の対象にされてしまう危険性を感じられているわけですね。 そうした恣意性への懸念があると、実際の創作活動にはどのような影響があると考えられますか?例えば、国旗を題材にしたり、政治的・社会的なメッセージを込めた作品を作ろうとするときに、どんな影響が出ると懸念されますか?

日本国旗を表現に含めること自体がリスクになると思います。

わかります。つまり、法律があること自体が、日本国旗を作品に含めること自体をリスク化してしまう—その結果、創作の自由が事実上制限されてしまうということですね。これは「萎縮効果」と呼ばれるものだと思いますが、その点について、あなたの実感としてはいかがですか?例えば、今後の創作活動において、国旗をモチーフにしたいという企画があったとしても、躊躇せざるを得なくなるということですか?

そういうことになりますね。

そういうことになりますね。

そのように、創作の選択肢自体が狭まってしまう状況になるというのは、表現の自由の観点からは深刻ですね。わかりました。 では、この法案を実際に運用するうえで、このような恣意的運用の他に、ハードルがあると思いますか?また、あなたのような芸術家や創作者のケース—つまり、表現としての国旗損壊と、そうではない行為とを区別するなど、影響を受ける側のさまざまなケースが十分に考慮されていると思いますか?

考慮されているかどうか伝わってきていません。

考慮されているかどうかが伝わってこない、ということですね。つまり、法案の中で、芸術表現としての国旗損壊と、そうではない行為をどう区別するのか、あるいはあなたのような創作者がどのような場面で保護されるのかが、明確に示されていないと感じられているわけですね。 それでは、この法案を設計する人に、何か一つ伝えるとしたら、それは何ですか?あなたの立場として、最も重要だと思うメッセージをお聞かせいただけますか?

とにかく、私は表現の自由を重要だと思う観点から、この法案には反対します。また、迂闊に国旗に触れづらくなることで、却って国民が日本国旗に親しみを感じ辛くなるのではないでしょうか。

ありがとうございます。重要なご指摘ですね。つまり、あなたのメッセージは二つの層があるということですね。一つは、表現の自由を守るべきという芸術家としての立場。もう一つは、この法案によって国旗に対する「タブー」のような心理が生まれることで、逆に国民が国旗に親しみやすさを失ってしまうのではないか、という懸念ですね。 これまでのお話をまとめると、あなたは以下の点を特に懸念されています: 1. 「著しく不快や嫌悪を催させる」という基準の曖昧性 2. その曖昧性から生まれる恣意的運用の可能性 3. 結果として、芸術作品における国旗表現自体がリスク化され、萎縮効果が生まれること 4. 芸術表現と非表現の区別が十分に考慮されていないこと 5. 法案の運用方針が十分に伝わってこないこと 6. 逆説的に、国旗に対する親しみが失われる可能性 このあたりがあなたの主な懸念だと理解していますが、いかがでしょうか。もし補足があればお聞かせください。 いずれにせよ、本日はお貴重なご意見をいただきました。これまでの内容をまとめ、レポートを作成させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか?

本日はお時間をいただき、ありがとうございました。これまでのお話をまとめてレポート案を作成いたしました。以下の内容でよろしいかご確認ください。 【レポート案】 主張の要約:「著しく不快」という基準が曖昧で恣意的に運用される危険性があり、芸術表現における国旗の使用がタブー化する。また、国旗がタブーになることで、逆に国民の国旗への親しみが薄れるのではないか。 立場:芸術・創作活動をされている方 主な懸念: 1. 法案の「著しく不快や嫌悪」という基準の曖昧性から、恣意的な運用が可能になる 2. その結果、国旗を題材にした芸術作品の制作自体がリスク化され、創作の自由が萎縮する 3. 法案において、芸術表現と非表現の区別が十分に考慮されていない 評価:法案に反対 こちらの内容に誤りや追加すべき点がありましたら、お知らせください。