💬インタビューレポート
一般市民
一般市民としてデジタル教科書の法案に関心を持ち、学びやすさへの期待と運用面の懸念、改善提案を述べた。
💬主な意見
使い勝手・性能不足が最大の無駄。OSSで参加も
“低スペックで動画が重い等は生徒が困る。AIのトラブル対応や高品質UIが必要。子どもで反復テストし、OSをOSS化して市民/子どもが単語帳等を追加できると良い。
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本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案(学校教育法等の一部を改正する法律案)」について、お話を伺います。率直なお考えやご経験を、話せる範囲で教えてください。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?
一般市民として関心がある
一般市民として関心を持たれているのですね。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?
ほとんど知らない
承知しました。ここからは難しい言葉はなるべく避けつつ伺いますね。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?
デジタルの方が学びやすい
デジタルの方が学びやすいと感じていらっしゃるのですね。 デジタルの方が学びやすいと思うのは、どういった点でそう感じますか?
動きや音声等(発音含む)で、より具体的なイメージを掴めるようになるから。3Dモデリング等を使えば立体構造も把握しやすい。さらには、教科書の他のページとどのように関連しているかというようなリンクや参照もしやすい。
動きや音声、3D、リンクで理解の助けになるという期待があるのですね。とても具体的でイメージしやすいです。 その良さが特に活きるのは、どの教科だと思いますか?
全教科だけど、強いて言えば物理数学英語。
物理・数学・英語あたりで特に効果が出そう、という感覚なのですね。 その中でも英語について、デジタル教科書のどんな機能や使い方が学びやすさに直結しそうですか?
発音の舌や口の動きを何度でも音声動画で確認して自分で再現出来るまで繰り返せるのは、紙の教科書とは比較にならないほど勉強になると思う。私の時代は、単に日本語の発音から遠ざかれば正解みたいな感じになっていた。つまり正解があやふや。また英語は文の読み方に独特の抑揚やリズムがあり、それは英単語の発音だけでは絶対にわからない。授業以外でも何度も音声を聞くことでようやく身につくはず。また動画で喋っている様子を何度も見れば、英語を喋る生活の臨場感が上がるはず。 コーチングでも臨場感は最も人間の行動を促す力とされている。
発音の「正解」が見えにくかった体験があって、動画や音声で何度も確認できることに大きな価値を感じていらっしゃるのですね。抑揚やリズム、臨場感まで含めて、学習を後押しするという見立てもよく伝わりました。 一方で、デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?
使いづらさ。本当に生徒目線でソフトウェアを作れるか。スペックが低すぎて動画が全然再生出来ないとかカクつくとか、デジタルの良さを全く感じられないのなら無駄。
使い勝手や端末性能が足りず、せっかくの良さが体感できないなら意味がない、というご懸念なのですね。 その「使いづらさ」が起きるとしたら、授業中と家庭学習(宿題など)では、どちらの場面の方が特に問題になりそうですか?
どちらも同じくらい
授業中も家庭学習も同じくらい影響が出そう、という感覚なのですね。 その状況になったとき、いちばん困るのは誰だと思いますか?
生徒自身
生徒自身が一番割を食う、という見立てなのですね。 学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?
端末・通信トラブル対応
端末や通信のトラブル対応が一番のハードルになりそう、ということですね。 そのトラブル対応で、学校側に最低限「これだけは用意しておいてほしい」と思う体制やルールは、どんなものですか?
AIを使用したトラブルシューティング体制、余裕を持ったスペック、拡張性のある教科書の土台、完璧なユーザーインターフェース
AIも使ったトラブル対応や、余裕のあるスペック、拡張性、UIの完成度まで「土台の品質」が重要ということですね。 最後に伺います。デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたら、それは何ですか?
実際に何度も子どもたちに使用してもらい、それを動画で撮影、何が足りないかを何度もテストする。ユーザービリティーを極限まで高める。出来ればOSをオープンソースにして、一般市民のボランティア、さらには子どもたち自身によって教科書により良い機能(または学習アプリ「例:単語帳」)を追加出来るようにする。例えば、近隣のー小学校の何年生の子が作ってくれた単語帳です、となったら大きな刺激になると思う。そうすることで、デジタルプラットフォームに市民が参加したり、その恩恵を受けるという体験を子供の頃から得ることが、子どもたちのIT参画の意識を促すと思う。
子どもたちに実際に使ってもらって、観察・検証を重ねながらユーザビリティを極限まで上げるべき、という強いメッセージですね。さらに、オープンソース的に市民や子ども自身が機能追加に参加できると、学びの刺激にもなり、ITへの参画意識も育つというお考えもよく伝わりました。 ここまで伺った内容をもとに、要点を整理してレポートを作成します。よろしいでしょうか。
お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。内容に誤りや、ニュアンスの違いがないかご確認ください。
出来ればOSをオープンソースにして、一般市民のボランティア、さらには子どもたち自身によって教科書により良い機能(または学習アプリ「例:単語帳」)を追加出来るようにする。例えば、近隣のー小学校の何年生の子が作ってくれた単語帳です、となったら大きな刺激になると思う。そうすることで、デジタルプラットフォームに市民が参加したり、その恩恵を受けるという体験を子供の頃から得ることが、子どもたちのIT参画の意識を促すと思う。 上記の部分が全く反映されていない
ご確認ありがとうございます。ご指摘の「OSをオープンソースにして、市民ボランティアや子ども自身が機能追加に参加できるように」という提案を、レポート案に反映して修正しました。以下の内容でニュアンス違いがないかご確認ください。