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💬インタビューレポート

一般市民

教育が日本の未来を左右するという問題意識から法案に関心を持った一般市民。法案内容は今回初めて知り、制度設計と学校現場の運用負担に着目して意見を述べた。

回答日2026.3.27 16:48
インタビュー分量19 分 / 663 文字

💬主な意見

紙×デジタル混在は授業運用が煩雑になりがち

書き込み・保存操作のミス対応や、紙と電子で使える機能差のフォローが発生し、個別判断が増えて現場の負担が大きくなる。

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統一単位を設けて判断コストを下げたい

全国一律でなくても、少なくとも学校単位や学年単位で紙/デジタルの運用を統一できる方が、現場の意思決定が楽になる。

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導入可否は家庭より学校が決める設計がよい

無償化は国が担保しつつ、デジタル導入や導入範囲の意思決定は学校側に持たせ、教育機関の主体性を尊重してほしい。

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🎤すべての会話ログ

本日は、「学校においてデジタルを含む教科書を使えるようにする法律案」について、率直なお考えやご経験を伺えればと思います。答えにくいところは飛ばしていただいて大丈夫です。 この「デジタルを含む教科書を正式な教科書として認める」法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

一般市民として関心がある

ありがとうございます。一般市民として関心を持たれているのですね。 この法案について、関心を持つきっかけになった出来事はありましたか?

教育が何より未来の日本をダイレクトに左右するという認識がある

教育が将来に直結する、という問題意識から関心を持たれているのですね。 この法案の中身(デジタルを含む教科書を正式な教科書として扱い、義務教育では無償配布の対象にする等)については、今の時点でどの程度ご存知ですか?

今回初めて知った

ありがとうございます。今回初めて知った段階なのですね。 この法案を初めて知って、まず「良さそう」と感じた点はありましたか?

現場への落とし込みや設計がしっかりできれば無償配布の取り組みが拡大することはいいと思う

無償配布が広がる点に期待がある一方で、「現場への落とし込みや設計がしっかりできれば」という条件も強く意識されているのですね。 その“現場への落とし込み・設計”で、特に大事になりそうだと感じるのはどのあたりですか?

単純に紙と電子が混在した場合の操作や授業のオペレーションが煩雑になる 教員としては選べるよりは統一されていたほうがやりやすいのでは?と思う

混在すると授業のオペレーションが煩雑になりそう、という懸念があるのですね。たしかに教員側の負担感に直結しそうです。 その「煩雑さ」が特に大きくなりそうだと思うのは、授業のどの場面ですか?

国語で線を引く、計算を書き込む教科書等入力時のオペレーションの違いや入力の保存操作ミスによるフォロー また電子版で使える機能が紙だと使えないような優位性や差異のフォロー

具体例がとても分かりやすいです。書き込み・保存まわりのミス対応や、紙/デジタルで使える機能差のフォローが、現場の負担になりそうということですね。 その「入力の保存操作ミスによるフォロー」は、学校としてはどんな形の負担(時間が取られる/授業が止まる/子どもの学習が抜け落ちる等)になりそうだと感じますか?

単純に書き込み内容を書いたことにする場合もあればやってないのにやったと言い張る子供の対応、操作ができなくて紙に戻した場合の発注等具体的なケースは色々あるが問題はその一つ一つの個別性がたかく判断が面倒なこと

個別ケースが多くて、都度判断が必要になり、現場の意思決定コストが上がる――そこが一番しんどい、ということですね。子どもの申告の扱い(やった・やってない)から、紙に戻す場合の手配まで、対応が枝分かれしていくイメージが伝わってきました。 その負担を減らすために、制度として「ここは全国で統一しておくべき」と感じるルールはありますか?

少なくとも学校単位や学年単位での統一が望ましい

学校単位・学年単位で統一できた方が、現場の判断コストが下がるという感覚なのですね。 紙とデジタルの混在について、学びやすさの面ではどう感じますか?

人によるがまなび安さではなく学ぶべきかで決める方がよいと思う

「学びやすさ」よりも、その内容が“学ぶべきものか”を軸に決めたい、という整理なのですね。 その「学ぶべきか」を判断するとき、紙かデジタルかを分ける基準として、どんな要素を重視したいですか?

従来の紙媒体を捨てて毀損するものとデジタル化して得られるもののトレードオフだと思う デジタルの方がいいだろうみたいな安易な議論は避けるべき

紙を捨てることで失われる価値と、デジタル化で得られる価値のトレードオフとして見るべきで、「デジタルの方が良いはず」という安易さは避けたい、ということですね。 そのトレードオフの中で、紙を手放すことで「これは毀損されやすい」と感じる学びの要素はどんなものですか?

検索の手間に対する工夫の創出

なるほど、紙だと「すぐ検索できない」分、探し方を工夫したり、自分なりの手がかりを作ったりする力が育つ、という感覚なのですね。 デジタル教科書が正式な教科書になったときに、あなたがいちばん気になる懸念や課題は何ですか?

突出して気になる点はない

ありがとうございます。大きな懸念は特にない、というスタンスなのですね。 では次に、学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

教員の負担/研修

教員の負担や研修がハードルになりそう、という見立てなのですね。 その「研修」で、特に身につけておく必要があると感じるのはどんな内容ですか?

研修というよりは先ほどの運用の懸念 ただデジタル教科書を研修しないと使えないレベルのリテラシーの人は教員採用試験でふるいにかけた方が本来的にはいい

研修そのものより、運用の複雑さが本丸で、さらに一定のデジタル・リテラシーは採用段階で担保した方がよい、というお考えなのですね。 ここまでを踏まえてお聞きします。 デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたらそれは何ですか?

選択肢は家庭よりは学校側にあった方がいいと思う 教育機関の主体性を尊重すべき

学校側に選択肢を持たせて、教育機関の主体性を尊重すべき、ということですね。家庭側に選択が寄ると、運用や公平性の面で難しさも増えそうです。 「学校側に選択肢を」の“選択肢”は、具体的には何を学校が決められる状態が望ましいですか?

デジタル導入の選択権

ありがとうございます。デジタル導入の選択権は学校側に持たせたい、ということですね。 その「導入の選択権」を学校が持つ場合、国としてはどこまでを共通ルールとして固定しておくのが良いと思いますか?

無償とすることと、導入範囲の意思決定を学校に持たせる という二点ぐらいでは?

ありがとうございます。国は「無償にすること」と「導入範囲の意思決定は学校に持たせること」の2点を押さえればよい、という整理なのですね。 ここまで一通り伺えたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。ご確認ください。