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💬インタビューレポート

高校生

懸念当事者

子ども本人として回答した高校生。SNS利用に関する規制、年齢確認、保護者による利用状況の確認について意見を述べた。

回答日2026.9.29 20:24
インタビュー分量17 分 / 756 文字

💬主な意見

身分証必須化は監視と表現萎縮を招く

“未成年のアカウント禁止を法定すると、SNSアカウントと身分証が結び付いて国家の監視が強まり、創作コミュニティが萎縮・衰退することを懸念している。子どもの人権の観点からも、無為に規制を強めるべきではないとしている。

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当事者の発言権と公開性を確保してほしい

“子どもには政治の場での発言権がほとんどないと捉えており、子どもの権利を掲げながら大人による監視を強める社会につながらないよう求めている。ルール作りには保護者や子ども・若者も参加し、できるだけ公開されるべきだとしている。

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年齢制限よりSNS犯罪の取締りを重視

“一律の年齢制限では、18歳で利用が解禁されれば危険への対応にならないと考えている。20代の闇バイト加担の多さにも触れ、SNS犯罪そのものを取り締まる対策が必要だとしている。

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🎤すべての会話ログ

ご協力ありがとうございます。青少年インターネット環境整備法の見直しに向けた中間整理報告書について、子どものSNS規制を中心にお考えを伺います。 あなたはどの立場に一番近いですか?

子ども本人

ありがとうございます。あなたの年代(学年)を教えてください。

高校生

SNSやネットで、「これは子どもに有害だ」と実際に感じたものはありますか?近いものを選んでください。

おすすめ表示で偏った情報や刺激的な動画が止まらなくなる(無限スクロール)

おすすめ表示が止まらず、偏った情報や刺激の強い動画を見続けてしまう点を有害だと感じているのですね。これは何歳くらいからなら許容できると思いますか? 小学生・中学生・高校生で違いはありますか?

この件に関しては子どもに限った話ではない。子どもに限って議論するならば、他により有害な内容はある

年齢にかかわらず問題になり得る仕組みであり、子どもに限るなら、より有害な内容への対応を優先すべきというお考えですね。 なお、この中間整理報告書は、一定年齢未満のSNS利用を一律に禁止する制度を提案しているわけではなく、今後の検討課題としています。そのうえで、一定の年齢未満の子どもはSNSアカウントを持てない、という法律を作ることについて、どう思いますか?

反対

反対とのことですね。そう考える背景を教えてください。

まず懸念として、未成年へのアカウント禁止を法的に定めることで、全てのSNSアカウントと身分証明証が紐付けられることになり、国家による監視がより強くなる。コンテンツを創作するコミュニティ等が萎縮して衰退することを懸念する。そして、本来子どもに人権があるという事実を顧みれば規制を強めていくことは人権侵害である。無為に規制をかけるべきではない

監視や表現活動への萎縮、子どもの権利への影響を懸念されているのですね。補足すると、この報告書では一律の利用禁止は提案されておらず、年齢確認の手法も未確定です。 一律の年齢制限を設けない場合、今のままでよいと思いますか。それとも、別の対策は必要だと思いますか?

別の対策が必要

別の対策が必要だとお考えなのですね。どのような対策がよいと思いますか?

SNS犯罪を取り締まる。

SNS上の犯罪そのものを取り締まる対策を重視されるのですね。アカウントの年齢で一律に制限するより、その対策がよいと考える理由を教えてください。

未成年のうちに危険に晒されずとも、18歳で解禁されるなら同じこと。20代が闇バイトに加担する件数の多さを見ればこれは確かである。

年齢による利用禁止だけでは、危険や犯罪への対策として十分ではなく、犯罪行為そのものへの対応が重要だというお考えですね。 「何が子どもに有害か」の線引きは、これからガイドラインなどで決められていきます。誰がどう決めるのが一番納得できますか?

保護者や子ども・若者も参加する場で決める

保護者や子ども・若者も参加する場で決めるのがよいと考えるのですね。そう考える理由を教えてください。

SNS観について、年代による乖離は大きい。必ず軋轢を招く

年代ごとにSNSへの見方が異なるため、当事者が参加しない決め方では対立を生みやすい、ということですね。決める話し合いや基準は、どこまで公開されていれば信頼できますか?

できるだけ公開されるべき

子どもや若者自身も、その話し合いに参加すべきだと思いますか?

参加すべき

子ども・若者が制度づくりに参加し、議論や基準もできるだけ公開されるべきだ、というお考えですね。 年齢確認の方法には、生年月日を自分で入力するだけのものから、身分証やスマホのOSで確認するものまであります。方法によって、確認の確実さと、手間や提供する情報の量が変わります。本人確認を伴う確認まで必要だと思う場面はありますか。必要ないと思う場合は、その選択肢を選んでください。

どの場面でも自己申告でよい

では、年齢を確認する方法として、受け入れられると思うものを選んでください。

生年月日を自分で入力するだけ(今の多くのSNSと同じ)

「生年月日を自分で入力するだけ(今の多くのSNSと同じ)」が受け入れられる方法なのですね。 子どもが使うSNSやサービスに、会社が用意すべき安全対策で一番重要なものはどれだと思いますか?

簡単な通報・相談機能を用意する

簡単に通報・相談できることを最も重視されるのですね。そう考える理由を教えてください。

その他のものは子どもの自由までまとめて制限するものが多いため

安全対策は、利用者の自由を広く制限するより、問題が起きたときに本人が助けを求められる仕組みを重視すべき、ということですね。 ペアレンタルコントロールでは、保護者が子どものスマホやSNSの利用を確認したり制限したりできます。保護者に見られてもよいと思えるのはどこまでですか?

どのアプリをどれくらい使ったか

利用時間の傾向までは共有できても、つながりや投稿・やり取りの中身までは見られたくない、という線引きですね。そう考える理由を教えてください。

これも、子どもは独立した個人であるという現代の価値観に基づくならそうあるべきだという話。子どもが親の所有物であったのは前近代的

子どもを独立した権利主体として捉え、保護者による確認も利用状況までにとどめるべきだ、というお考えですね。 最後に、このルール作りをする人に一つ伝えるとしたら、それはなんですか?

子どもには政治の場における発言権はほとんど無いに等しい。子どもの権利を掲げながら、大人による監視をより強めていく社会を作るような結果を招かないでほしい

子どもの権利を掲げる制度が、当事者の発言権を十分に確保しないまま監視の強化につながることを強く懸念されているのですね。 ほかに、このテーマについて伝えたいことはありますか?

また、先ほども述べた通り、SNSアカウント作成における身分証明証の必須化などは監視社会的である。日本の表現活動文化の未来を、一撃で壊滅させかねないようなインパクトをもった重大な決め事であることを理解し自覚するべきだ

身分証による年齢確認の必須化は、監視社会化や表現活動・創作コミュニティの萎縮につながり、日本の文化に大きな影響を及ぼし得る重大な制度設計だ、というご指摘ですね。ご意見をありがとうございました。これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。これまでのご意見をもとに、レポート案を作成しました。