みらい議会みらい議会

💬インタビューレポート

一般市民

教育の当事者(教員等)ではない一般市民として、デジタル教科書のメリット・懸念や学校現場の負担に関心を持っている。

回答日2026.3.27 22:07
インタビュー分量26 分 / 912 文字

💬主な意見

理解を広げる場面はデジタルが強い

動画・音声など紙にない情報で理解が深まり、英語の発音、社会の資料、国語の書き順や読み上げに効果が出そう。

インタビューの前後を読む

暗記や作文は紙の方が定着しそう

紙は書き込みや線引きが自由で手元に残る感覚があり、年号・人物名・漢字・英単語などの記憶や作文は紙が向くと思う。

インタビューの前後を読む

教員・家庭に丸投げしない運用が重要

端末/通信管理や授業設計で教員負担が増えがち。持ち帰りは低学年ほど重さや管理が難しく、家庭の負荷も考えたい。

インタビューの前後を読む

🎤すべての会話ログ

本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることや実感を伺えればと思います。率直なお話で大丈夫です。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

一般市民として関心がある

ありがとうございます。一般市民として関心を持たれているのですね。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

名前は聞いたことがある程度

ありがとうございます。「名前は聞いたことがある程度」なのですね。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

場面によって使い分けが良い

使い分けが良さそう、という感覚なんですね。 「デジタルの方が良さそう」と感じるのは、どんな学習場面ですか?

・動画や音声等、紙面では得られない情報によって理解が深められる場合 ・障害等により従来の紙の教科書では学びづらさがある子どもにとってアクセシビリティが上がる ・海外にある日本人学校や補習校への配布もスムーズになりそう

具体的に挙げていただきありがとうございます。動画・音声で理解が深まる点や、アクセシビリティ、海外の学校への配布のしやすさなど、期待がはっきりありますね。 いま挙げてくださった中で、「特に効果が出そう」と感じるのはどんな教科や単元ですか?

・英語:特に発音や会話の学習に役立ちそう ・社会:従来の資料集の内容を動画にアップデートすることでよりイメージをつかみやすくなりそう ・国語:漢字の書き順を分かりやすく学べそう。文章を音声で読み上げる機能を付けることで読字に困難のある子どもも学びやすくなる

具体例がとても分かりやすいです。英語の発音、社会のイメージづくり、国語の書き順や読み上げなど、デジタルならではの強みが出そうですね。 一方で、デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

学習面(理解・集中・記憶など)

学習面がいちばん気になるのですね。とくに「理解・集中・記憶」のどのあたりで課題が出やすいと感じますか?

記憶に残りにくそう

記憶に残りにくそう、という感覚があるのですね。 それを強く感じるのは、どんな学習の場面ですか?

(特定の教科ではなく、全般的な傾向として)紙の方が書き込みをしたりアンダーラインを引いたりと自由度が高く、実際にモノとして手元に残るため記憶への定着が高いのでは?と考えている。 たとえば分からない単語を調べる際、電子辞書よりも紙の辞書の方が定着が良いという説もあるので、メインの教科書は紙が良いのでは?と思っている。

なるほど、紙だと書き込みや線引きが自然にできて「手元に残る感覚」があって、記憶の定着に効いていそう、ということですね。電子辞書と紙の辞書の感覚も近い、という整理は分かりやすいです。 その「手元に残る感覚」が薄れることで、特に影響が出そうだと思うのは、どんなタイプの学習ですか?

特定のキーワードや単語(歴史の年号や人物名、漢字や英単語など)、作文 →より具体的なイメージをつかんだり、理解したりするのはデジタルの方が向いていそう(動画等情報量が多いので)だが、記憶を定着させる必要がある部分は紙が良いのでは?

整理すると、理解を広げるのはデジタルが強い一方で、年号・人物名・漢字・英単語のような“覚える要素”や作文は紙の方が定着しそう、という感覚なんですね。 では、学校でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

複数選択は可能ですか?

はい、可能です。どれに近いですか?

すみません、選択肢をもう一度ください。

もちろんです。学校現場での運用面のハードルとして、どれに近いですか?

教員の負担/研修

ありがとうございます。教員の負担や研修がハードルになりそう、という見立てなのですね。 その「負担」が特に大きくなりそうだと感じるのは、どんな種類の作業ですか?

いただいた選択肢すべて「教員の負担」というところに集約されると思います。現状でも教員の負担が大きな課題になっている中で、端末や通信の管理、新たな授業設計という業務を受け入れる余裕が現場にあるのか気がかりです。導入のメリットが、デメリットを上回るように、現場に丸投げしない工夫が必要だと思います。 また、端末を子どもが自宅に持ち帰るケースがあると聞きます。特に低学年の子供にとって荷物が重くなりすぎてしまったり、適切な端末の管理・扱いが難しいケースもあるため、子どもや家庭の負荷にならないような運用も必要だと思います。

おっしゃる通りで、端末・通信の管理や授業設計の追加が結局は「教員の負担」に集約されて、現場に余裕がない中で丸投げになりかねない、というご懸念ですね。加えて、持ち帰り運用が家庭や低学年の子どもの負荷(重さ・管理の難しさ)にもつながる、という点も重要だと思います。 では最後に、デジタル教科書に関して制度設計をする人に伝えるとしたら、どんなことを伝えたいですか?

現場の先生方にとって、「より授業がやりやすくなる」と感じられる運用となることを望みます。

ありがとうございます。「先生にとって授業がやりやすくなる運用にしてほしい」というメッセージ、とても核心だと感じました。 ここまで伺った内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。ご発言の意図とずれていないか、ご確認ください。