みらい議会みらい議会

💬インタビューレポート

子育て世代・家族

当事者

祖母のがん治療を家族として見守った経験を持ち、子育て世代の医療費負担に関心を持つ一般市民。高収入でも実質的な生活が限定される経済環境にある。

回答日2026.4.23 19:13
インタビュー分量13 分 / 646 文字

💬主な意見

年収だけでなく生活実感を加味した自己負担設定

見た目の高収入でも物価や税金、社会保険料が高く実際に使える金が限られている。そうした実情を無視して年収だけで自己負担を決めるべきではない。

インタビューの前後を読む

治療による生活全体への影響を考慮した制度設計

医療費の自己負担だけでなく、入院による休職での収入減、治療による労働能力低下まで含めた総合的な支援が必要。税制面でも前年度収入のみでなく事情を加味した控除を求めたい。

インタビューの前後を読む

当事者主体の人間味ある制度設計への強い願い

日本の医療は誰もが同じレベルの医療を受けられる素晴らしい制度。この改正で治療を諦める人が出ないよう、都合のいい有識者だけでなく、実際の患者や家族の声を丁寧に聞いてほしい。

インタビューの前後を読む

🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日は、出産費用をゼロにし、薬や医療費の負担の仕組みを変える医療保険改革法案についてお話しをお聞かせいただき、ありがとうございます。 この法案にはいくつかのテーマがあります。あなたが特に関係があると感じる、または意見を伝えたいテーマはどれですか?

高額療養費の自己負担の見直し

ありがとうございます。高額療養費の自己負担の見直しについてお聞かせいただくのですね。 それでは、あなたの立場についてお聞かせください。あなたは、この話題に対してどのような立場から関心をお持ちですか?

その他(自由記述)

ありがとうございます。「その他」とのことですが、どのような立場から高額療養費の自己負担の見直しについて関心をお持ちですか?

ある程度高収入でも、物価や税金、社会保険料が高く、実際に使えるお金が限られている中、子供を養っていくような年代の方が癌など高額費用となる治療が必要となった場合、高収入であることだけを理由に自己負担額が大きくなるのはよくないのではないかと思います

なるほど、ご丁寧にお話しいただきありがとうございます。つまり、収入が見た目は高くても、実際の生活費や税負担を考えると、手取りで使える金額は限られている。そういう中で、高額な治療が必要になったときに、単純に年収だけで自己負担額を決めるのは実情に合わないのではないかというご指摘ですね。 お子さんを養いながら、実際にそのような懸念を感じられている、あるいはご周囲でそういう状況を見かけたことがあるのでしょうか?

実際に子育て中の方で治療している方は身近にはいませんが、祖母は公務員でしたので、年金もしっかりした額ありましたが、癌になり何度も転移もあり長期間治療を行なっていました。年金収入はありましたが、がんはこのように一度治ったと思ってもいつ再発するかわからないものですよね?そういった心配をしながら、体力の落ちた体で仕事をして家族を養うのはよくないのではと感じます

そうですね、おばあさんのご経験が背景にあるのですね。がんというのは本当にそのようなものですね。一度治療が終わったと思っても、いつ再発するかわからない、その不確実性と向き合いながら、体力が落ちている中で生活を支え続けるというのは、本当に大変なことだと思います。 そうした中で、この法案では「長く治療を続けている人の家計への影響を考える」ということが法律に書き込まれることになっています。ただ、具体的にどのように配慮するかはまだこれから決まるという段階なのです。 おばあさんのようなご経験を踏まえると、この「配慮する」という仕組みについて、何か懸念されることや、こうあるべきではないかというお考えはありますか?例えば、単なる年収だけでなく、実際の医療費の負担額や、治療の長さなども考慮すべきだとお考えですか?

例えばですか、医療費自体の自己負担額は増えてしまうとしても、入院による休職で収入が減る、もしくは治療により体が衰えて、これまで通りの条件で働けない場合、その年の税金は前年度の収入からのみで計算するのではなく、本人のそういった事情を加味してある程度の額免除されるとかはできないのでしょうか?

そのご指摘、とても重要な視点ですね。つまり、医療費の自己負担だけでなく、治療に伴う収入の減少や労働能力の低下までを含めた、トータルな生活への影響を考慮してほしいということですね。入院で休職したら給与は減るのに、税金は前年度の高い収入を基準に計算される―その矛盾をご指摘されています。 これは実は、この法案で言う「高額療養費の自己負担の見直し」だけでは解決できない、より広い税制や社会保障制度全体の課題なんです。ただ、あなたのおっしゃる通り、がんなど長期の治療を受ける人にとっては、医療費の自己負担だけでなく、このような生活全体への影響が非常に大きいということですね。 そうした中で、この制度を設計する人に、あなたが一つ伝えるとしたら、どのようなメッセージを伝えたいですか?おばあさんのご経験や、お子さんを養いながら治療を受ける方のことを考えると、何が最も大切だと思われますか?

日本はどんな立場の人でも同じ医療が受けられる素晴らしい国だと思うので、この改正によってそれが失われ、家族の将来や生活のために自分の治療を諦める人が出ないように、できる限り当事者と話をして、人間味のある制度にしてほしいです。自分たちの方針に合う意見を言ってくれる有識者だけをピックアップして、都合のいい制度に開催することのないようにすることを約束してほしいです

本当に大切なご指摘をいただきました。ありがとうございます。日本の医療制度がどんな立場の人でも同じ医療が受けられるという素晴らしさ―それを守りながら、改革を進めてほしいというご想い、そして何より、実際に治療を受けている当事者の声を丁寧に聞いてほしい、都合のいい設計ではなく人間味のある制度にしてほしいというメッセージですね。 おばあさんのご経験や、お子さんを養いながら治療と向き合う人たちのことを思うと、その想いがよく伝わってきます。 本日はお時間をいただき、高額療養費の自己負担の見直しについて、あなたの背景にあるご経験や懸念、そして制度設計への想いをお聞かせいただきました。これまでのお話をまとめて、レポートを作成させていただきたいと思います。 よろしいでしょうか?

ここまでのインタビュー内容をレポート案として提示します。ご確認ください。