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💬インタビューレポート

教育関係者

事業者

教育関係の仕事・経験があり、学校現場の学習の進み方や端末運用上のつまずき(端末忘れ、充電、故障、通信遅延など)を現場目線で捉えている。

回答日2026.3.29 02:27
インタビュー分量28 分 / 542 文字

💬主な意見

紙は一覧性が高く復習に強い

ページをめくる間に他単元が目に入り、説明・写真・脚注も同時に見えるので、復習や振り返りがしやすい。

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デジタルはピンポイント閲覧で記憶が弱い懸念

必要な所だけ開いて達成感が出やすく、指定語句を見つけて満足して前後関係を追わないため、記憶に残りにくいと感じる。

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運用の壁は端末忘れ、支援は常駐SE

端末忘れは授業参加の土台が欠け、後日対応や貸し借りの温床になりうる。トラブル対応は教員だけでは厳しく、学校SE常駐が望ましい。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、率直なお考えや実感をうかがいます。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

教育関係の仕事/経験がある

教育関係のお立場から見ておられるのですね。現場感のあるお話が伺えそうで心強いです。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

ある程度知っている

ありがとうございます。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

紙の方が学びやすい

紙の方が学びやすいと感じていらっしゃるのですね。 紙の方が学びやすいと感じるのは、学習のどんな場面が多いですか?

復習しやすい、一覧性が高い

復習のしやすさや一覧性は、まさに紙の強みですよね。 その「一覧性が高い」と感じるのは、具体的にはどんな作業をしているときですか?

どのような作業でもページをめくる間に他の単元が目に入る、説明や写真、脚注が一度に目に入りやすい

なるほど、ページをめくる“ついで”に周辺情報が視界に入ってくる感じや、同じ見開きの中で説明・写真・脚注を一緒に捉えられる感じが、復習に効いているのですね。 デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

学習面(理解・集中・記憶など)

学習面のところが気になっていらっしゃるのですね。 デジタルだと「理解・集中・記憶」のうち、特に影響が出そうだと感じるのはどのあたりですか?

記憶

記憶への影響が特に気になっていらっしゃるのですね。 デジタル教科書だと「記憶が定着しにくい」と感じるのは、どんな学習の場面で起きやすいですか?

どんな場面でもピンポイントでしか見ないため記憶に残りにくい、逆に質問ですがどんな場面を想定されますか?

お答えありがとうございます。「ピンポイントでしか見ない」ことで周辺情報や文脈が入りにくく、結果として記憶に残りにくい、という感覚なのですね。 ご質問の「どんな場面を想定しているか」ですが、私がよく想定するのは「テスト前に、前の単元をまとめて振り返る場面」です。 その場面で、デジタル教科書だと“ピンポイント閲覧”になりやすいと感じますか?

感じます

テスト前のまとめ復習だと、デジタルは“必要なところだけ開く”動きになりやすい、という実感なのですね。 その「必要なところだけ開く」動きは、具体的にはどんな操作や行動として現れていますか?

必要なところだけ開くと言う動作が発生し、開くことで満足しがち

なるほど、「探して開いた時点でやった気になってしまう」感じがあるのですね。復習の質に影響しそうで、気になるポイントだと思います。 その“開くことで満足しがち”という状態は、学習者のどんな様子として見えますか?

開いて指定の単語だけ見つけたら満足、前後関係などに注力しない様子

ありがとうございます。単語を見つける“検索・発見”がゴールになってしまって、前後の流れや文脈に戻らない様子があるのですね。 学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

端末・通信トラブル対応

端末・通信トラブル対応が一番のハードルになりそうなのですね。授業が止まったり、先生の負担が急に増えたりしそうで、現場としては切実だと思います。 端末・通信トラブルのうち、特に起きやすい(起きたときに困る)と感じるのはどんなタイプのトラブルですか?

端末忘れ、充電忘れ、故障、全生徒が同時に使うことでの通信の遅延

具体的に挙げていただきありがとうございます。端末忘れ・充電忘れのような“人的要因”と、故障、そして同時接続による通信遅延のような“環境要因”の両方があるのですね。 その中でも、授業への影響が特に大きいと感じるのはどれですか?

端末忘れ

端末忘れが一番影響が大きいのですね。通信や故障と違って、その子だけ授業参加の土台が抜けてしまう感じになりそうです。 端末忘れが起きたとき、授業では具体的にどんな対応になりがちですか?

後日家でさせるなど、忘れたことを隠蔽するために生徒が端末の貸し借りをすることがあるのでそれも問題

現場だと「後日家で」になったり、忘れた事実を隠すために貸し借りが起きたりするのですね。それは学習の遅れだけでなく、ルールやトラブルの温床にもなりそうで、確かに大きな問題だと思います。 デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたらそれは何ですか?

デジタル教科書は動画視聴が利点、加えて分わからないことを教科書を学習したAIに質問したり、単元ごとに小問題を出したりという機能があればなお良い、利点を活かして副教材的な位置で導入を希望したい。特に近年では「長い文章が読めない」子が増加している。デジタル教科書のみにしてしまうとそれが加速するのではと懸念している。端末トラブル対応も教員だけではキツい。学校SEを常駐させて教員外の仕事にしてほしい。

とても具体的で、制度設計に直結するご意見だと感じました。 一方で「デジタル教科書のみ」にすると長文読解がさらに弱まるかもしれない、という懸念をお持ちなのですね。 この懸念が現場で強まった(増えてきた)と感じるのは、いつ頃からですか?

肌感ですが、年々増加している

年々増えているという肌感覚があるのですね。現場で積み重なる実感として出てきている感じが伝わってきます。 ここまで一通り主要な論点を伺えたので、これまでのお話をまとめてレポートを作成してもよろしいですか?

はい、まとめてください

承知しました。これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。ここまで伺った内容をレポート案としてまとめました。ご確認ください。