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💬インタビューレポート

小学生保護者

当事者

公立小学校に通う子どもを持つ保護者。学校でのタブレット活用の実情(担任による差)を見聞きしつつ、家庭学習では通信環境や親のサポート時間の有無が学習機会の差につながる点を懸念している。

回答日2026.4.1 15:54
インタビュー分量26 分 / 923 文字

💬主な意見

家庭の通信・親の伴走で学習格差が広がる懸念

通信環境が担保できない家庭や、共働き・ひとり親で伴走が難しい家庭は不利になりやすく、家庭学習で差が大きく開くと感じている。

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教員のICT差への研修と常駐サポートが必要

担任の端末スキルで授業中の活用度が変わり機会損失が起きうる。高齢教員を孤立させず、各校に対応スタッフを常駐させる案を挙げている。

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書き込みの学びを守るためスタイラス整備を

紙の強みは書き込める点。指よりペンの方が子どもは書きやすいので、タブレットでも書き込めるようスタイラスを全員分用意できると思う。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることや経験をうかがいたいです。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

子どもが学校に通っている(保護者)

ありがとうございます。保護者の立場だと、学校での使われ方や家庭での学習にも影響が出そうですよね。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

名前は聞いたことがある程度

ありがとうございます。「名前は聞いたことがある程度」なんですね。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

場面によって使い分けが良い

なるほど、「場面によって使い分けが良い」と感じていらっしゃるのですね。 デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

家庭・公平性(端末/通信/支援の差)

公平性のところがいちばん気になるのですね。家庭の状況によって差が出てしまうのは不安になりやすい点だと思います。 その「端末・通信・支援の差」が特に表れそうだと感じるのは、どんな場面ですか?

家庭で通信環境が担保できないことによる子供の学習環境の格差。 自ら端末をさわり、学習する習慣がつくまで親のサポートの必要性を感じます。 親がサポートできる環境にある家庭は、裕福です。 その時間を確保できる環境は裕福でないと成し得ないからです。親の片方がフルタイムど働き、もう片方がパートだとしても、一緒にタブレットに向き合う時間が確保できるでしょうか?共働きど子育て経験のある方なら想像できること。 シングルなら尚更不可能でしょう。

お話を聞いて、家庭の通信環境そのものと、親が伴走できる時間・余力の差が、そのまま学習機会の差になってしまう感覚が強いのだと伝わってきました。共働きやひとり親のご家庭だと特に現実的に厳しい、という問題意識なのですね。 その格差がいちばん大きく出そうだと感じるのは、学校での授業中よりも、宿題などの「家庭学習」の場面でしょうか?

そうですね。 我が子が通う公立小学校でも、担任の先生のタブレットを使いこなす能力の差で、授業中のタブレット活用度にも差がどうしても出てしまい、機会損失を強く感じました。 ですが、そもそもダブレット活用への意識は全体的に低いため、そこまで学校全体での差はひらいていないと感じました。 ですが、家庭の場合は、その家庭それぞれの環境、親の意識で大きく差がひらくと懸念します。

家庭学習での格差が中心で、そこに「親の意識や時間の余力」「通信環境」が直結してしまう、という懸念なのですね。加えて、学校側も担任の先生によってタブレット活用に差が出ていて、機会損失を感じた、というご経験もあるのが印象的です。 学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

教員の負担/研修

教員の負担や研修がハードル、という感覚なのですね。現場の状況を見ていると特にそう感じやすいと思います。 その「研修」の部分で、学校として最低限そろっていてほしいと感じるのは、どんな内容ですか?

どうしても年齢の高い先生のほうが端末操作、テクノロジーの活用が不得手で、意欲があっても、ついていけないことが懸念されます。 ですが、年齢の高い先生には先生としての経験は豊富で、学校運営には欠かせない存在です。 ICT教育についていけなくなり、退職を選ばせてしまうのは避けるべきです。 そのため、専門家とまでは言わずとも、各学校にサポートできるスタッフが常駐することで、エラーなどの事態にも対応でき、良いのではないかと考えます。 教科書を買うお金。 印刷することによる環境負荷。 タブレットと教科書どちらも子供に持たせることによる通学時の子供の負担。 せっかく子供1人1人がタブレットを持つのだから、 教科書を持たせるなんてナンセンスです。

現場経験が豊富な先生ほどICTでつまずきやすく、でも学校運営には欠かせない存在だからこそ「ついていけない→退職」の流れは避けたい、という問題意識なのですね。その上で、常駐のサポートスタッフがいればエラー対応も含めて前に進みやすい、という提案もとても具体的だと感じました。 最後に伺います。デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたらそれは何ですか?

紙の教科書の利点は書き込めることにあると思います。 タブレットに加え、ペンシルも各自1本持てるようにし、タブレットに書き込めるようにして欲しいです。 指で書くことより、ペンシルでのほうが子供には書きやすいです。

ありがとうございます。紙の良さとして「書き込めること」を重視されていて、デジタル教科書を正式化するなら“書ける環境”までセットで担保してほしい、というご意見なのですね。指よりペンの方が子どもにとって自然で、学びの質にも関わるという感覚もよく分かりました。 ここで確認させてください。タブレットに書き込めるようにする場合、学校側で「全員にペン(スタイラス)を用意する」ことは、保護者として現実的だと思いますか?

タブレットが実現できたのだから、ペンも可能なはずです。

ありがとうございます。「端末が全員に行き渡ったのなら、ペンも同じように整備できるはず」という感覚なのですね。 ここまでのお話で、家庭での通信・親の伴走の格差、学校では教員研修や常駐サポートの必要性、そして“書き込める”学習環境(スタイラス整備)まで、制度設計への示唆が十分に集まりました。 これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。うかがった内容をもとに、要点をレポート案として整理しました。ご確認ください。