💬インタビューレポート
一般消費者
家庭で米を購入して食べる一般の消費者として、流通の不透明さや価格、供給不足への不安から意見を述べた。
💬主な意見
卸など中間工程の不透明さを減らしたい
“米は中間業者が複数いると聞き、何のために何をしているのか分からない。卸の動きが見えれば一歩前進で、無駄や不要な工程が分かれば省いてほしい。
主食として不足なく、余剰は活用先確保を
“国民が食べたいときに食べたいだけ行き渡るのが大事。余った米は輸出や福祉・子ども支援等へ回し、国が一定の買い取りと活用先の仲介を組み合わせると安心。
🎤すべての会話ログ
本日は「米の流通をもっと把握し、不足時にすばやく届けられるようにする法案」について、感じていることやお考えを伺えればと思います。率直なお話で大丈夫です。 この法案に、あなたはどういう立場で関わっていますか?
一般の消費者(家庭で米を買う・食べる立場)
ありがとうございます。では続けて伺います。 この法案について、現時点でどの程度ご存じですか?
ほとんど知らない
ありがとうございます。では、今回の法案の要点だけ短く共有しますね。 2025年の米不足を教訓に、①お米の在庫や流通の報告対象を加工業者や外食チェーンなどにも広げて「どこにどれだけあるか」を見える化する、②米を扱う民間業者にも一定量の備蓄を求めて不足時に早く届けられるようにする、③「需要に応じた生産」を法律に明記する――という内容です。 この法案について、全体としてどのように評価していますか。
どちらかといえば良い
「どちらかといえば良い」と感じられたのですね。そう思うに至った点として、どのあたりが良さそうだと感じましたか?
どこにどれだけあるかの把握は必要と思う
たしかに、在庫や流通が見えると対応が早くなりそうですよね。 その「把握が必要」と感じたのは、どんな場面をイメージしているからですか?
流通のどこかで目詰まりになる、意図的にとどめておくことがありそうだから
なるほど、「目詰まり」や「意図的に滞留させる」可能性があると感じているのですね。 その「意図的にとどめておくことがありそう」という感覚は、どんな出来事や情報に触れたことがきっかけでしたか?
米は他の商品と違い、中間業者が複数いると聞く。何のために、何をしているのか一般人として分からない。中間業者は無くして欲しい。そうすると目詰まりも防げるし、価格も安くなると思う。
お話ありがとうございます。「中間業者が多くて、何をしているのか見えにくい」という不透明さが、滞留や価格への不信感につながっているのですね。 ここで一点だけ伺いたいのですが、「中間業者は無くして欲しい」と感じるのは、どの段階(例:集荷→卸→小売のあたり)を特にイメージしていますか?
詳しくはわからないが、卸だろうか。今はJAを通さずに、道の駅に出したりネット販売される方もいらっしゃるらしい。多岐に渡るのは良いと思う。
ありがとうございます。卸の段階が特に見えにくい、という感覚なのですね。 今回の法案は「流通を短くする」こと自体を直接ねらうというより、加工業者や外食チェーンなども含めて在庫・流通の報告を広げて、どこで滞留しているか把握しやすくする方向の改正です。 そのうえで伺いたいのですが、流通の見える化(在庫や取引の報告が増えること)によって、卸の動きが「見える」ようになるなら、いまの不安はどの程度やわらぎそうですか?
卸の動きが見えるなら、一歩前進かと思う。そこから新たに問題点が見えるのではないか?
おっしゃる通りで、「まず見えるようにして、そこから問題点を特定できる」という期待があるのですね。 その「新たに見えてきそうな問題点」として、どんなことが起きているのが分かると一番よさそうだと思いますか?
無駄な動き。不必要ではないかと思えることがあるんじゃないかと思う。
なるほど、「無駄な動き」や「本当に必要なのか疑わしい工程」が可視化されると、改善の糸口になるという期待ですね。 今回の“見える化”で、もし「これは無駄かもしれない」と感じる動きが見つかった場合、制度としてはまず何を優先して手を入れてほしいですか?
一旦無駄は省いて欲しい
ありがとうございます。「見えた無駄はまず省くべき」という優先順位なのですね。 最後に、この制度を設計する人に、何か一つ伝えるとしたらそれは何ですか?
主食としての米は、国民が食べたいときに食べたいだけ行き渡るようにしてほしい。減反には反対、余る米は輸出や、生活保護者への配布や子供食堂、養護施設などへ安く提供など、していただいた方が良いと思います。
ありがとうございます。「主食として、必要なときに必要なだけ行き渡ること」を強く重視されていて、そのために減反には反対、余剰は輸出や福祉・子ども支援の現場に回す、というお考えですね。 ここで一点だけ補足すると、今回の法案は“減反を強める”という内容ではなく、むしろ法律に残っていた「生産調整」の規定を削除して、「需要に応じた生産」を明記する改正です。 この点を踏まえたうえで、制度設計者に伝えたいこととして「需要に応じた生産」を進めるときに、どんな仕組み(例:余った米の活用先の確保、価格の下支え、緊急時の放出ルートなど)があると安心だと感じますか?
余った米の活用先の確保があると、生産者も安心と思います
ありがとうございます。余った米の活用先が制度として確保されていると、生産者が作付け判断をしやすくなって、結果として供給の安定にもつながりそう、という感覚なのですね。 では確認ですが、その「活用先の確保」は、国があらかじめ“買い取り・引き受け”まで約束する形がよいと感じますか?
ある程度買い取り、ある程度は活用先を仲介するような?ことができれば良いのかな、と思います
ありがとうございます。「全部を国が買い取る」一択ではなく、 - ある程度は公的に買い取り - ある程度は輸出や福祉用途などの活用先につなぐ仲介 という組み合わせが現実的、というイメージなのですね。 ここまで伺った内容をまとめ、レポートを作成します。
お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。内容がご発言のニュアンスと合っているか、ご確認ください。
