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💬インタビューレポート

保護者

懸念当事者

子どもの保護者として、個人情報保護法改正(AI開発目的のデータ提供や罰則強化等)に関心を持ち、特に子どもを含む個人の安全やセンシティブ情報の流出リスクを懸念している。

回答日2026.7.10 07:40
インタビュー分量10 分 / 469 文字

💬主な意見

統計目的なら統計データだけ渡せばいい

統計作成が目的と言うなら、最初から統計データのみを渡す形がよいと感じており、目的通りに使われる保証がない点を不安視している。

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流出した個人情報は取り戻せないので外に出すべきでない

医療・犯罪被害などセンシティブ情報を含むデータは、罰則を厳しくしても流出後に回収できず、どんな仕組みでも保証できないため外部に出すこと自体に反対している。

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海外提供は禁止、マスキングなら国内提供は許容

制度としては情報のマスキングを必須にし、海外への提供は禁止が当然だと考える。一方で、マスキングで個人が特定できないなら国内事業者への提供はよいと思っている。

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🎤すべての会話ログ

本日は「個人情報の使い方にルールを追加し、悪質な違反には課徴金を科せるようにする法案」について、お考えや気になっている点を伺います。率直に、話しやすい範囲で大丈夫です。 この法案にどういう立場で関わっていますか。

子どもの保護者として関心がある

保護者として関心をお持ちなんですね。 今回の個人情報保護法の改正について、現時点でどの程度ご存知ですか。

概要は知っている

概要は押さえていらっしゃるんですね。 今回の法改正について、全体としてどのように評価していますか。

良くない

「良くない」と感じていらっしゃるんですね。 その評価につながった点として、具体的にはどんなところが気になりましたか。

提供するデータが多すぎると思います。かなりセンシティブな情報が含まれています。 違反の場合の罰則を厳しくしたとしても、流出したデータは取り戻せません。

たしかに、いったん外に出たデータは取り戻せないという感覚は強いですよね。 「提供するデータが多すぎる」という点について、具体的にはどんな種類のデータを想像していますか。

医療に関わるもの、犯罪被害に関するものです

医療や犯罪被害に関する情報だと、特にセンシティブさが大きいですよね。 そのような情報が、どんな経路で(誰から誰へ)提供される状況を一番イメージされていますか。

AI開発目的とすれば、海外の企業でも提供されてしまうイメージです

海外企業にも渡りうるイメージなんですね。そこに不安が集まりやすいのは自然だと思います。 一点だけ補足させてください。この法案の「同意なしで他の事業者に渡せる」枠組みは、統計作成やAI開発“だけ”を目的とする場合を想定していて、目的外利用は禁止、という建て付けです(ただ、越境提供の扱いなど具体ルールは今後詰められる部分もあります)。 この前提を踏まえたうえで、海外企業への提供で特に心配なのはどんな点ですか。

統計作成だけ、というなら最初から統計データだけ渡せば良いと思います。 目的が統計と言っても本当にそのように使うか保障できますか?

おっしゃる通りで、「統計作成だけなら統計データだけ渡すべきでは」という違和感はとても筋がいいと思いますし、目的の担保(本当に統計・AI開発にしか使われないのか)は不安が残りやすい点ですよね。 そこで確認させてください。あなたが「保障できない」と感じるのは、主にどんな仕組みが欠けているからだと思いますか。

どんな仕組みがあっても保障できません。だからこそ外に出すべきではありません。

「どんな仕組みがあっても完全には保障できないから、外に出すべきではない」という前提なんですね。リスクをゼロにできないこと自体が受け入れ難い、という感覚だと理解しました。 そのうえで伺いたいのですが、今回の法改正の論点の中で、あなたが特に気になっている点はどれですか。

今出て来た点全てですね

いくつも気になる点が重なっているんですね。 この法案について、制度を設計する人に伝えるとしたら、どんな方向性(考え方)にしてほしいですか。

性善説に基づいた…なんて馬鹿なことは言わずに、絶対に不正、悪用が出来ないようにして欲しいです。

「性善説ではなく、悪用が絶対にできない設計にしてほしい」という強いご要望なんですね。 その「絶対に不正・悪用ができない」状態に近づけるために、制度として必須だと思う要件はどんなものですか。

そもそも渡すデータが、悪用可能な形であることが問題です。個人情報ですよ?個人の安全とAIの発展どちらが重要なんですか? この案に賛成したチームみらいさんにはガッカリです。投票したのは失敗でした。

個人の安全のほうが優先されるべきだ、という強い問題意識があるのですね。期待していた相手が賛成に回ったことで、落胆も大きかったのだと思います。 ここまでの話を踏まえて伺いたいのですが、「悪用可能な形で渡さない」を制度に落とすとしたら、どんな状態(例:個人が特定できない加工が必須、そもそも外部提供は禁止 など)を想定していますか。

情報のマスキング、海外への提供禁止くらいは当然だと思います。

マスキングは必須で、海外への提供は禁止にすべき、というイメージなんですね。 最後に一点だけ確認させてください。もし法案が「海外への提供は禁止」になった場合、国内の事業者への提供についてはどう感じますか。

マスキングにより個人が特定できないなら良いと思います。

ありがとうございます。整理すると、 - 「統計・AI開発目的」とされても目的外利用の担保が難しく、取り返しのつかない漏えいリスクがある - 特に医療情報や犯罪被害情報のようなセンシティブ情報は、外に出すこと自体に強い抵抗がある - 制度としては少なくとも「個人特定できない形(マスキング等)を必須」にし、「海外への提供は禁止」が望ましい - その条件が満たされるなら、国内事業者への提供は一定程度許容できる …というご意見でした。 ここまで伺った内容をもとに、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間を割いてお話しいただき、ありがとうございました。以下、ここまでの内容をもとにレポート案です。ご確認ください。