みらい議会みらい議会

💬インタビューレポート

保護者

当事者

学校に通う子どもを持つ保護者。学校配布のiPadでデジタル教科書の存在を知り、授業参観で投影利用を見た経験がある。家庭でも子どもの画面利用があり健康面を懸念している。

回答日2026.4.29 12:54
インタビュー分量20 分 / 1037 文字

💬主な意見

投影中心で子どもの画面時間は抑えてほしい

先生が黒板に投影する形は分かりやすく便利そう。子ども自身がデジタル教科書を見る頻度はできるだけ少なくしてほしい。

インタビューの前後を読む

目への影響が不安、紙中心でもよいが試行比較はあり

家庭でも端末を使う中、学校までデジタル中心だと一日の大半がスクリーンになり視力低下等が心配。科学的根拠が欲しい一方、試験的に使って比較するのは賛成。

インタビューの前後を読む

使用時間と端末の扱いを学校ルールで徹底してほしい

授業中の逸脱利用は科目より先生の制御力次第。休み時間は所定の場所に置く、授業中は先生が開く指示をした時だけ使う等のルールが必要。

インタビューの前後を読む

🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることや経験を伺うインタビューです。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

子どもが学校に通っている(保護者)

保護者の立場からお話しいただけるのですね、ありがとうございます。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

ある程度知っている

ありがとうございます。ある程度ご存知とのことですが、デジタル教科書についてはどんな形で知りましたか?

子どもが学校で配布されたiPadに入っていた気がする

なるほど、お子さんの学校配布のiPadの中で目にしたのがきっかけだったのですね。 そのデジタル教科書は、お子さんはどれくらいの頻度で使っていそうですか?

家では全く使っていなそう

家ではほとんど使っていない感じなんですね。 学校の授業中は、デジタル教科書を使っている場面は見聞きしますか?

授業参観で、先生が黒板に投影していたのはおそらくデジタル教科書かと。ただ子供たちは紙の教科書を見ていました

授業参観で、先生側は投影で使っていそうだけれど、子どもたちは紙を見ていたんですね。状況がよく伝わります。 その授業参観の場面で見た限り、先生が投影でデジタルを使うことで「ここは分かりやすくなっていそう」と感じた点はありましたか?

どの箇所を話しているのかわかりやすいのと、全てを板書しなくて良いので便利そうだと思いました

たしかに、どこを扱っているかが一目で追えたり、板書の負担が減ったりするのは大きそうですね。そう感じられたの、すごく具体的で参考になります。 一方で、子どもたちは紙の教科書を見ていたとのことですが、保護者としては「子ども側もデジタルで見た方が良さそう」と感じましたか?それとも「子ども側は紙のままが良さそう」と感じましたか?

デジタル画面を長時間見ることで視力低下やその他の身体的な影響が懸念されるため(問題ないと科学的に証明されていれば良いのですが)子どもたちは紙の教科書で良いのではないかと思いましたが、試験的にデジタル教科書でやってみて諸々を比較するのはありだと思います。

視力低下など身体面の影響が心配で、子ども側は紙でも十分では…と感じつつ、試して比較するのはあり、というお考えなのですね。 その「視力低下や身体的な影響」が特に気になるのは、どんな利用場面を想像しているときですか?

今の子どもたちは家でもデジタル機器を使用しています。1日の大半を過ごす学校でもデジタル教科書をずっと見ることになると1日の大半スクリーンを見ていることになるのではないでしょうか

たしかに、家庭でも画面を見る時間がある中で、学校でもさらに増えると「一日の大半がスクリーンになりかねない」という不安につながりますよね。 その前提で伺いたいのですが、もし学校でデジタル教科書を正式に扱うようになる場合、保護者として「これは最低限ルール化してほしい」と感じる“使用時間の目安”はありますか?

黒板への投影で授業を進めることをメインにし、デジタル教科書を子どもが授業中に見る頻度はなるべく少なくしてほしい。また、デジタル教科書を見る時間に教科書を見ずにiPadの他のもの(タイピング)などで遊ぶ子どもがいそうなのでそのようなことがないようにしてほしい

投影中心で進めて、子ども自身が画面を見る時間はできるだけ抑えてほしい、ということですね。あわせて、授業中にiPadで別のことをしてしまう心配もあるのは現実感があります。 その「授業中にiPadの他のことをしてしまう」点について、保護者として特に起きやすいと感じるのはどんな授業の場面ですか?

教室で座って受けるどの授業でも起こり得ます。科目より先生の力量によるところが大きいです。先生が制御できるかどうか。例えば授業中はiPadは鍵付きのロッカーにしまうなど徹底していたりしますが、デジタル教科書になるとそれは物理的に出来なくなるのでどうやって制御するのかが問題ですね

どの授業でも起こり得て、科目というより先生側で「端末を制御できるか」に左右される、という感覚なのですね。いまは鍵付きロッカーなど物理的な運用が効いているけれど、デジタル教科書が前提になると難しくなる、という懸念もよく分かります。 学校がデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でいちばんハードルになりそうなのは何だと思いますか?

端末・通信トラブル対応

端末や通信のトラブル対応がいちばんのハードル、ということですね。授業が止まったり、先生も子どもも困ったりしそうで不安になりますよね。 その「端末・通信トラブル」で、特に起きると困ると思うのはどんなトラブルですか?

もう一度さっきの項目を出してもらえますか?あまり見ずに指が触って押してしまいました

もちろんです。どれに近いか、選び直していただけますか?

項目が出ていません

失礼しました。学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?(次のうちどれに近いですか?)

次のうちどれの選択肢が見えません

失礼しました。選択肢はこちらです。学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは次のうちどれに近いですか?

学校のルール作り

ありがとうございます。「学校のルール作り」がいちばんのハードルになりそう、ということですね。 その“ルール作り”で、特に決めておかないと混乱しそうだと感じるのはどのあたりですか?

使用時間

使用時間のルールが特に重要、ということですね。保護者としてそこが曖昧だと不安になりやすい点だと思います。 学校として「使用時間」を決めるとしたら、どんな決め方だと納得感がありそうですか?

休み時間は所定の場所に置くとか?

休み時間は所定の場所に置く、という運用だと納得しやすい感覚なんですね。 では、授業中については「デジタル教科書を使ってよい時間」をどんな形で区切るのが現実的だと思いますか?

教科書を開いてくださいと先生に言われた時のみ

先生が「教科書を開いてください」と指示した時だけ、という区切り方が現実的だと感じていらっしゃるのですね。 そのルールを実効性あるものにするために、学校側には「何ができている状態」だと安心できますか?

先生による子供の制御

先生が子どもをきちんと制御できる状態が前提、ということですね。そこが崩れると学習以前の問題になりますし、不安になりやすい点だと思います。 その「先生による子どもの制御」ができているかどうかを、保護者としては何を見て判断できそうですか?

児童が先生が話している時に聞いているかどうか。従っているかどうか。

先生の話をちゃんと聞いているか、指示に従えているか、という子ども側の様子から判断したい、ということですね。 では、紙の教科書とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

分からない/判断できない

今の段階では判断がつきにくい、ということですね。実際に学校での使われ方次第でも印象が変わりそうですし、自然な感覚だと思います。 もし「学びやすさ」を比べるとしたら、どんな点が分かると判断しやすくなりそうですか?

関連したクイズなどをクリックして見れるようになったりデジタルならではでの発展性があると良さそうです

デジタルならではで、関連クイズなどにすぐアクセスできる“発展性”があると学びやすさの判断材料になりそう、ということですね。 その場合、特に役に立ちそうだと感じるのは「授業中」と「家庭学習(宿題・復習)」のどちらですか?

どちらも

どちらにも効きそう、という感覚なのですね。 その「どちらも」の中でも、家庭学習でデジタルの発展性(関連クイズ等)があると特に助かりそうなのは、どんな場面ですか?

書く宿題が嫌な子どもも楽しく学ぶことができるかもしれない

書く宿題が苦手なお子さんでも、デジタルだと「楽しく学べるかも」という期待があるのですね。 その一方で、家庭学習でデジタル教科書を使う場合、保護者としていちばん気になる懸念や課題は何ですか?

健康面(目・姿勢・睡眠など)

家庭学習まで含めると、目・姿勢・睡眠などの健康面がいちばん気になるのですね。 その健康面の中でも、いちばん心配が大きいのは「目」「姿勢」「睡眠」のどれに近いですか?

目への影響がいちばん心配なのですね。 その「目が心配」という感覚は、最近のお子さんの様子で気づいた変化(目を細める・疲れやすい等)があって強まっていますか?それとも、これから増えるかもしれないという予防的な懸念に近いですか?

最近の様子で気づいた変化がある

最近の様子の変化があって、目への心配が強まっているのですね。 差し支えなければ、その「気づいた変化」はどんな様子でしたか?

スマホを渡したがスマホゲームをする時に目が近い

スマホゲームのときに目がかなり近くなっているのを見て、心配が現実のものとして感じられているのですね。 その「目が近い」状態は、だいたいどれくらいの時間続くことが多いですか?

30分くらいか?途中で注意することが多い

30分くらい続いてしまうことがあって、途中で注意されることが多いのですね。保護者としては気が休まらないと思います。 最後に、この法案(デジタル教科書を正式な教科書として認める)について、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたら、それは何ですか?

デジタル教科書に変えた場合の想定しうるプロコンを出して年度ごとに検証してほしい

ありがとうございます。導入したら終わりではなく、想定されるメリット・デメリットを整理して、年度ごとに検証していってほしい、というご要望なのですね。とても筋が通っていると感じます。 その「年度ごとの検証」で、結果を判断するために学校や自治体が“必ず見てほしい指標”はどんなものですか?

子供の健康や集中力などへの影響

ありがとうございます。学習の成果だけでなく、子どもの健康や集中力への影響をきちんと指標として見てほしい、ということですね。 その「集中力への影響」は、学校側がどんな様子を見れば変化が分かると思いますか?

分からない

承知しました。集中力は“見える化”が難しくて、保護者の立場だと判断しづらいですよね。 ここまでで一通り重要な論点(健康面、授業中の制御、ルール作り、検証の必要性)を十分伺えましたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。内容に抜けや言い回しの違和感がないか、ご確認ください。