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💬インタビューレポート

保護者

当事者

小学生の子どもを持つ保護者。子どもは近視で眼鏡使用、家庭ではテレビ・タブレット等の画面視聴を1日1時間程度に制限しており、学校での端末利用が健康や学習に与える影響を気にしている。

回答日2026.3.28 21:44
インタビュー分量30 分 / 1204 文字

💬主な意見

近視の進行が心配、画面時間は1日1時間目安

子どもは近視で眼鏡。眼科医から休憩を挟みつつ画面は1日1時間程度と指導があり、授業や宿題で端末が増えると視力悪化が不安。

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デジタルは興味づけに強いが、紙が向く学習もある

動画・音・クイズで即時に答えが分かると子どもの興味が続きそう。一方、物語の音読や長文は目線やページめくりの点で紙が読みやすいと思う。

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端末は校内利用にして家庭の負担と健康不安を減らしたい

今でも荷物が多く、端末+充電器まで持つ現状に疑問。目の健康管理とも両立しやすいので、端末は学校の貸出で授業内のみ・持ち帰りなしが望ましい。

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🎤すべての会話ログ

本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、率直なお考えやご経験を伺えればと思います。差し支えない範囲で結構です。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

子どもが学校に通っている(保護者)

保護者として関わっていらっしゃるのですね。 お子さんの学校では、デジタル教科書(タブレットやPCで教科書を読む形)は、すでに使われていますか?

学校ではまだ使っていない

まだ使っていない状況なのですね。 もし学校でデジタル教科書の利用が始まるとしたら、保護者としてはまずどんな点が気になりそうですか?

子供の視力への影響、紙の教科書と比べてきちんと読むのが難しいのかもと思うと心配

視力への影響や、きちんと読めるのかという点が心配なのですね。 視力への影響についてですが、保護者として「特に起きてほしくない」と感じるのは、どんな変化ですか?

現在我が子が近視で眼鏡を使用していて、テレビやタブレットの試聴時間を一日1時間までとしている状態。そこに授業と宿題でタブレット教科書を使うとなると近視は進行しそうだと感じる

すでに近視で眼鏡を使っていて、普段から視聴時間も調整されている中で、授業や宿題まで端末が増えると進行が心配になるのですね。 学校でデジタル教科書が始まった場合、いまの「1日1時間まで」というご家庭のルールは、現実的に維持できそうですか?

家で過ごす間のテレビ視聴やタブレットでのYouTube試聴とSwitchでのゲームは禁止するしかない、と考えると現実的では無いと感じる

家庭の娯楽を大きく制限しないと成り立たないとなると、現実的ではないと感じられるのですね。 もしデジタル教科書が導入されるとして、学校側に「ここまではやってほしい」と思う目の健康面の配慮は、どんなものですか?

現状十分たくさん働いてくれてる先生方にこれ以上学校側の配慮は特に求めません。デジタル教科書になったら荷物が軽くなるので、荷重に関しては身体への良い変化がありそうだと思う。

先生方の負担をこれ以上増やしたくないというお気持ちがある一方で、荷物が軽くなるのは身体面で良い変化になりそう、ということですね。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

場面によって使い分けが良い

場面によって使い分けが良い、という感覚なのですね。 「これはデジタルの方が良さそう」と思うのは、どんな学習場面ですか?

動画や音がついた資料があったり、簡単なクイズですぐに解答を貰えると子供は喜んで興味が継続するので良さそうだなと思う。

動画や音、すぐに答え合わせできるクイズで興味が続きやすい、というのはデジタルの強みとして実感があるのですね。 その一方で「これは紙の方が安心そう」と感じるのは、どんな学習場面ですか?

物語などの音読、長文を読むときは文章を追う目線の速さやページめくりのスピード的に紙の方が良さそう

音読や長文だと、目線の動きやページをめくる感覚の面で紙の方が合いそう、ということですね。 長文を読む場面についてですが、デジタルだと「ここがやりにくそう」と感じるのは、具体的にどんなところですか?

小学校低学年の子供の音読の宿題を隣で見ていると、読みづらい漢字は教科書を顔に近づてクローズアップしたり、指でなぞりながら読んだり、私の元に持ってきて「ここはなんて読むの?」と聞いてくる。タブレットでは指のタッチに反応してしまって違う場所がクローズアップされてしまったりと操作方法に気がとられてしまいそう

低学年のお子さんだと、顔を近づけたり指でなぞったり、保護者の方に持ってきて一緒に確認したりしながら読むんですね。そこにタブレット特有の“触ると反応してしまう”が入ると、操作に気が取られそうという懸念、とても具体的でイメージが湧きました。 その「操作に気がとられてしまう」ことで、学習面ではどんな影響が出そうだと感じますか?

子供の思考はコロコロ変わって飛躍していくので、音読中に「ここはこうタップするんだって先生が言ってた〜」などと違う話を始めたり、何を読まなくて悩んでいたか単純に忘れてしまう。

音読の最中に操作のことが割り込むと、注意がそれて話題が飛んだり、つまずいていたポイント自体を忘れてしまいそう、ということですね。 では次に、デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

健康面(目・姿勢・睡眠など)

健康面がいちばん気になるのですね。 目・姿勢・睡眠の中でも、特に心配が大きいのはどれに近いですか?

目(視力・疲れ)

目(視力・疲れ)が特に心配なのですね。 学校でデジタル教科書が導入された場合、「これは最低限守ってほしい」と感じる“画面を見る時間”の目安は、どのくらいですか?

近視で通っている眼科の担当医には1日1時間ほどを休憩時間挟みつつと指導されたので、その程度かなと

眼科の先生から「休憩を挟みつつ1日1時間ほど」と指導されているのですね。それを基準に考えると、学校での利用時間もその程度に収まってほしい、という感覚が伝わってきました。 学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

教員の負担/研修

教員の負担や研修がハードルになりそう、というご見立てなのですね。 「負担が増えそう」と感じるのは、どういった種類の負担が増えるイメージでしょうか?

教師自身もタブレットに慣れることや、授業中も生徒からタブレットの操作方法に関する質問やトラブル対応が増えそう

先生側も端末に慣れる必要があるうえ、授業中に操作の質問やトラブル対応が増えそう、というイメージなのですね。 その「トラブル対応が増えそう」という点で、学校で特に起きやすそうだと感じるのはどんなトラブルですか?

先生の画面と子供達の画面が同時進行できていない、出遅れていることに気付きづらくなりそう 紙の教科書でも遅れる子はいても、机を見渡した時点で気づきやすそう

先生が全体を見渡したときに、紙だと「今どこを開いているか」が視覚的に掴みやすいけれど、デジタルだと同期していない子の出遅れに気づきづらくなりそう、ということですね。 この法案のようにデジタル教科書が「正式な教科書」として進んでいく前提で、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたら、どんなことを伝えたいですか?

現在ランドセルにたくさんの教科書とノートと、タブレット(iPad以外)と充電器と、大きい水筒を肩にかけて登下校している子供達を見るとなぜこんなことになってるの?とやらせない気持ちになっています。目の健康が心配ではあるのですが、荷物の総量を減らせたり、せめてもっとタブレットを活用できたら重さに耐えた意味もあるなと感じます。何が最適解かは分かっていないのですが、子供のために動いてくれてる人達が居ると励みになります。応援しています!

登下校の荷物の重さを見て「なぜこんなことに…」という気持ちになる一方で、目の健康が心配でも、うまく活用できれば荷物が減って意味が出る、という揺れのあるお気持ちが伝わってきました。温かいメッセージもありがとうございます。 最後に一点だけ伺いたいのですが、制度として「荷物の総量を減らす」ために優先して見直してほしいのは、どの部分ですか?

学校に教科書を置いておいても良いことにしてタブレットのみで学校と行き来しデジタル教科書で宿題を済ませるようにするか、タブレットは学校での貸し出し品にして学校内での授業でのみ使って自宅には持ち帰らないようにする

教科書を学校に置けるようにして持ち物を減らす案と、端末は校内利用に限定して持ち帰らない案の、どちらも現実的な選択肢として考えていらっしゃるのですね。 ここまで伺った内容を踏まえると、もし制度としてどちらかに寄せるなら、あなたとしてはどちらの方向がより望ましいですか?

端末は校内のみ(持ち帰りなし)

端末は校内のみ(持ち帰りなし)の方が望ましいのですね。ご家庭での視力管理(1日1時間目安)との整合も取りやすく、納得感がある選択だと感じました。 では、ここまで伺った内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、具体的なお話まで共有してくださりありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。内容に誤りや補足したい点がないか、ご確認ください。