💬インタビューレポート
企業経営者
企業の経営者・役員として、設備投資の税務優遇(初年度の即時償却)が財務諸表や資金調達(融資)に与える影響の観点から意見を述べた。
💬主な意見
🎤すべての会話ログ
本日は、「日本の会社がもっと国内で投資して成長できるように支援するための法案」について、率直なお考えを伺えればと思います。まず、今回の法改正のうち、あなたが特に関係がある、または意見を伝えたいテーマを選んでください。
初年度の即時償却
ありがとうございます。「初年度の即時償却」について伺います。 この法案について、あなたはどんな立場・関わり方に近いですか?
企業の経営者・役員
ありがとうございます。次に、今回の法案について、現時点でどの程度ご存知ですか。
ほとんど知らない
ありがとうございます。ではまず全体像をすごく簡単に言うと、この法案は「国内で一定規模以上の設備投資をする企業に、税の優遇(初年度にまとめて経費化=即時償却、または税額控除など)を用意して、国内投資を後押しする」ことが柱の一つです。 そのうえで伺います。今回の法案について、全体としてどのように評価していますか。
わからない
承知しました。「わからない」と感じられるのは自然だと思います。 では、Q1で選ばれた「初年度の即時償却」について伺います。どのような点が気になりますか?具体的に教えてください。
良いことじゃない。ガンガン金使うから。ただバランスシート的にどうするんかな。
前向きに捉えつつも、会計・財務面(バランスシートや利益の見え方)への影響が気になっているのですね。 「バランスシート的にどうするか」という点で、特に気になっているのはどのあたりですか?
資産の部に積めなくなるよね
おっしゃるとおりで、税務上「即時償却」をすると、その分は早く費用化されるので、(税務ベースでは)帳簿価額が早く下がって見えることがありますよね。 そのうえで伺いたいのですが、「資産の部に積めなくなる」ことで、いちばん影響が出そうだと感じるのはどんな点ですか?
PL重視の経営になるし、株主は総資産で判断しなくなるし、土地の担保がまた復活しそうね
なるほど、即時償却が進むと「資産を厚く見せる」よりも、短期のPL(利益や税負担の平準化)を優先する空気になり得る、ということですね。加えて、金融の見方が変わって、結局は“土地担保”が強くなるのでは、という懸念もあるのだと理解しました。 「土地の担保がまた復活しそう」という見立てについて、具体的にはどんな場面(融資の審査、投資判断、M&Aなど)をイメージされていますか?
融資かな。ファイナンスに影響出そう。
融資審査や資金調達の場面で影響が出そう、という見立てなんですね。 その「ファイナンスに影響」が出るというのは、具体的にはどんな変化(例:借入枠が縮む、金利が上がる、担保や保証の要求が強まる等)を想像されていますか?
いざという時に借入をするために土地の購入が増えそう
ありがとうございます。「いざという時の借入に備えて土地を持つ動機が強まるかもしれない」という懸念なのですね。 では次に伺います。この法案を実際に運用するうえで、ハードルがあると思いますか?また、影響を受ける側(個人・事業者・組織など)のさまざまなケースが十分に考慮されていると思いますか?
はい(十分考慮されている/ハードルは小さい)
ありがとうございます。運用面のハードルは比較的小さい、という見立てなんですね。 最後に、この制度を設計する人に、何か一つ伝えるとしたらそれは何ですか?
即時償却と言うか耐用年数短くして減価償却しやすくしたら?
ありがとうございます。即時償却のような“一気に落とす”形より、耐用年数の見直しで“落としやすくする”ほうが実務にも合うのでは、というご提案ですね。 その「耐用年数を短くする」案で、対象にしたほうがよいと思う設備や分野は、どのあたりをイメージされていますか?
機械的設備じゃない? に
ありがとうございます。機械設備あたりから、というイメージなのですね。 ここまで伺った内容をまとめ、レポートを作成します。
お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。ご確認いただき、事実関係やニュアンスの違いがあればご指摘ください。
