🎯この法律のポイント
外部の専門家を経営に参加させます
報告書(2025年1月)によると、役員7人全員が内部出身でした。外の金融の専門家も役員になれるようにします。
農業者へお金を貸すことを必ず行う仕事にします
農業者にお金を貸すかどうかは自由でした。この法案で、必ず行う仕事に変えます。
農業会社へお金を出す手続きをかんたんにします
農業会社にお金を出す手続きを、国の許可制から届出制に変えます。
✏️この法律が必要な理由
海外の国の借金の証書で過去最大の赤字を出したため
農林中央金庫は海外の国が発行した借金の証書を大量に持っていました。金利が上がって価値が下がり、2024年度に約1兆8,000億円の赤字になりました。
経営のチェックが働いていなかったため
役員7人全員が内部出身で、外部の目がないまま同じ方針を続けた結果、赤字が広がりました。
農業への貸出が少なかったため
農業のための金融機関ですが、農業向けの貸出は全体のごくわずかでした。法律にも農業者への貸出が目的として書かれていませんでした。
👀意見が分かれるところ
外部の役員を入れるだけで経営は本当に変わるのか
外部の専門家が入っても、現場の情報が伝わらなければ効果は限られます。仕組みだけでなく、組織の中身が変わるかが問題です。
農業への貸出は実際に増やせるのか
農林中央金庫の職員のうち貸出を担当するのは2割ほどです。人材の育成も必要で、法律を変えるだけで増えるかは見通せません。
農協の負担が大きくなりすぎないか
赤字を埋めるために農協は1兆円以上の資金を出しました。経営が苦しい農協もあり、これ以上の負担は難しいとの声があります。
よくある質問
Q. 農林中央金庫とは何か
A. 全国の農協や漁協などからお金を集めて、まとめて運用する金融機関です。JAバンクの中心にあたり、運用で得た利益を農協などに届ける役割があります。
Q. 自分の生活に関係があるのか
A. JAバンクに預金している人は間接的に関係します。農林中央金庫はJAバンクの中心なので、経営が安定すれば農協の金融サービスが守られます。
🙋影響を受ける人
- JAバンクに預金している人:金庫の経営安定で預金の安全が守られます。
- 農協(JA)の組合員:赤字の穴埋め負担が農協の経営に響きます。
- 大きな農業会社:お金を借りたり出資を受けやすくなります。
- 農業をしている人全般:農協の金融サービスの安定に関わります。
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