この法律のポイント
中学校の1クラスの上限を35人にする
今の中学校は1クラスに最大40人の生徒がいます。この法律で上限を35人にします。約40年ぶりの変更です。
3年かけて順番に進める
2026年度は中学1年生から始めます。2027年度は2年生まで、2028年度に全学年で実施します。
先生を全国で約1万7,000人増やす
クラスの数が増えるので、先生も増やす必要があります。全国で約1万7,000人の増員を計画しています。
この法律が必要な理由
先生の働きすぎを改善したい
中学校の先生はとても忙しく、体を壊す人もいます。1クラスの人数を少なくすることで、先生の負担を軽くすることを目指します。
学校に行けない生徒が増えている
不登校の生徒の数が増え続けています。1クラスの人数が少なくなることで、先生が一人ひとりの変化に気づきやすくなることを目指します。
意見が分かれるところ
丁寧な教育 vs 先生が足りるか
👍 期待される効果
1クラスの人数が減ると、先生が生徒一人ひとりをよく見られます。勉強でも生活でも、より丁寧な指導ができます。
☝️ 注意が必要なところ
約1万7,000人の先生を新たに集める必要がありますが、今でも足りない学校が多くあります。
教室のゆとり vs 教室が足りるか
👍 期待される効果
クラスの人数が減ると、教室にゆとりが生まれます。生徒が発言したり活動したりする機会も増えます。
☝️ 注意が必要なところ
クラスが増えると、3年間で約2,400校の中学校で新たに教室を確保する必要があります。多くの学校では対応できる見込みですが、地域や学校によっては教室不足への対応が課題になる可能性があります。
少人数クラスの効果 vs 本当に効果があるのか
👍 期待される効果
人数が減れば不登校やいじめに先生が早く気づけます。
☝️ 注意が必要なところ
人数を減らすだけではいじめや暴力が減るとは言えない研究もあり、他の方法との比較も必要です。
影響を受ける人
- 中学生とその保護者:1クラスの人数が減り、先生からより丁寧な指導を受けられます。
- 中学校の先生:1クラスの生徒が減り、仕事の負担がやわらぎます。
- 教育委員会:先生を採用したり、教室が足りない場合は別の部屋を教室にするなどの準備が必要です。
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